ローカル路線バス乗り継ぎの旅 第6弾 個人的レビュー
※ローカル路線バス乗り継ぎの旅 第6弾 個人的レビュー※
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★冬の奥州街道(松島〜竜飛岬)ローカル路線バス乗り継ぎの旅★
(2010/02 release)
-LINE UP-
Leader:太川陽介
Regular:蛭子能収
Madonna:山田まりや
and
Narration:キートン山田
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今回は前回5弾のGOALの<宮城県・松島>から
今回のゲストは、初の20代最年少29歳(初放送当時)での参加で山田まりやさん。
そんな山田さん、『温泉に入りたい~おやつをいっぱい持ってきました~♪』 など遠足気分で参加に
太川さんは『この子番組を勘違いしてるよ~』 と半ば呆れ気味。
温泉はともかくおやつ位イイじゃない~、って感じですけど(笑)。
(そういえば確かに子供のころ遠足のバス車内でおやつを食べてましたね~)
では今回も以下お気に入りの場面を羅列。
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■初日≪松島普賢堂~水沢駅通り≫
・山田さん と 蛭子さん とは顔見知りの様子ですが、
太川さん とは初対面とのこと。
蛭子さん 『最初は文化人扱いとしてTVに出てたが、今やおちゃらけ扱い』 とのこと。
・北へ向かうつもりで、<松島>からのバス1本目は、
<高木中央広場>まで進みますが、
乗車時間が30分なのに実質、北上出来た距離は
たったの1.3km程度と判明でガッカリ。
どうやら遠回りで迂回するルートを取っていたらしいです。
歩いた方が早かった。。。
・次の2本目のバスの待ち時間がいきなり2時間。
店を何かないか探し歩く一行に地元の人が声を掛けてきます。
結果、その方のお宅でお茶を頂くことに。
珍しい展開で、多分この回くらいでは?
・<黒川病院>下車後、徒歩でようやく奥州街道(国道4号)へ。
バス停を探してさらに北へ歩きを開始したところ、
突然、後ろから来たバスに追い越されます。
が、必死でバスに乗ろうと追い掛けます。
『行かないで~!!』 と大声で叫んで走って
飛び乗ったバスの走行時間がたったの5分でガックリ。
・車内で再び温泉の話をする山田さん。
太川さん 『ないない!自分で掘れ!』 と一喝。
今回、珍しくマドンナに厳しい。チョットかわいそう。。。
キートンさんにも 『グルメや温泉を楽しむ旅じゃないんですよ』 と突っ込まれます。
(今更ですが、今回、Wで山田さんですね:笑)
・岩手県の<水沢>で宿泊。
そして食事。『お店のお勧めは何ですか?』 と太川さん。
『ひっつみ鍋』 なるものを勧められ、
『何が入っているの?』 と 山田さん。
『すいとん』 だそうで、
『戦時中の食べ物ですよね?』 『これ好いとんね』 などなど
蛭子さん 言いたい放題。
そして 『明日も元気に行こう!』 と太川さん の話に
敬礼(^0^ ゞ のようなポーズでこたえるマドンナに、
蛭子さん 『手の形がおかしい』 と軽い突っ込み。
蛭子さん の姿勢も変で 『トドみたいな格好してる人に言われたくないですよ!』 と反撃。
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●2日目≪水沢駅通り~伊保内営業所≫
・朝一のバス停。
まずは途中下車して<北上>行きへ乗り換える予定ですが、
太川さん、<北上(きたかみ)>行きと言うべきところを
『かわかみ行き』 と言い間違えてしまい、
蛭子さん から 『北上(きたかみ)でしょ?!』 と突っ込まれます。
珍しいシーンで 『蛭子さんに突っ込まれると悔しいね~』 と 太川さん。
・その<北上>行きへ乗り換えるために
<金ヶ崎>で途中下車するはずが、
車内で乗り合わせた乗客との会話に夢中になるあまり、
いつの間にか通り過ぎてしまう珍しいミス。
ただ<北上>行きと乗車中のバスとで
重複する区間があったようで、
気付いた先のバス停下車でも問題なく、結果オーライ。
・奥州街道から一旦、外れた迂回先の<大迫>で空き時間を利用しての観光。
出来立てアツアツのタイ焼きに、太川さん猫舌(?) らしいことが発覚。
江戸時代のひな人形 や 宮沢賢治 ゆかりの資料館の見学など、
充実した時間を過ごします。
・<盛岡>へ向かうバス車内で<盛岡>の名物わんこそばを食べようと盛り上がる一行。
<盛岡駅前>で下車し、次のバスルートを先に確認。
そして<沼宮内>へ向かうことになりますが、
次のバスの時間まで余裕があるため、心置きなく わんこそば が食べられると思いきや、
乗りたいバスの1本前の<沼宮内>行きのバスが本来の時間より遅れて目の前に到着。
わんこそばの言い出しっぺの太川さんでしたが、
即断で頭を切り替えて先に進むことを選択。(さすがバス旅のプロ)
ガッカリの蛭子さんは言わずもがな。
『え~っ?わんこそば食べないの~?!』 とキートンさん。
今じゃあり得ない珍しいナレーション。
(結局この後も わんこそばは食べられませんでした、残念)
・2日目は<伊保内>まで。
営業所で翌朝のバスを相談する一行。
元々行くつもりだった<二戸>よりも
さらに先の<八戸>へ行けるバスを勧められますが、
高速バスであることが判明し、アウト
『ルールで乗れない』 と説明するも
案内の方から 『安いよ~。ダメ~?』 と強力にプッシュされますが、
無理なものは無理でガッカリの一行でしたが、
でも翌日<軽米>経由で<八戸>へ進める路線バスもあり、安堵。
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◆3日目≪郵便局前~青森駅前≫
(前日<伊保内営業所>から徒歩移動で宿へ移動。その宿の前にあるバス停<郵便局前>START)
・零下10℃の朝。
防寒対策に帽子を被る蛭子さん。
『虫歯菌みたい』 だと山田さん。
『ヤリみたいなのを持って歯をみがけ!』 と 太川さん。
朝から大はしゃぎ。
・バスで出会った男子高校生との会話を楽しむ一行。
下車した後、『今の子カワイかった~♪』 と 山田さん。
『どうしたんだ?オバさん』 と蛭子さんばり、いやそれ以上の毒を吐く太川さん。
今回、ドSですね~。どうしたんですか?(笑)
・バスでいよいよ青森へ近づきますが、
珍しく全員寝たまま県境を超えてしまい、誰も気付かず。
(そもそも太川さんが寝ていることが珍しい・・・)
ようやく岩手を抜けて青森に着いたことは、
<八戸>へ到着後に気付きます。
コレもなかなかレアなシーンです。
・<野辺地>に到着するも次のバスは3時間待ち。
駅前の食堂で食事を摂りつつ時間を潰しますが、
時間の長さに畳で寝てる 蛭子さん を記念撮影するお店のご主人。
・≪野辺地~浅虫温泉≫へ。
到着する頃には真っ暗だったため、
<浅虫温泉>泊まりの心づもりの一行。
ようやく温泉、温泉と初日から念じ続けてきた山田さん待望の
温泉に入れると思いきや、
幸か不幸か<青森駅前>行きのバスがまだあることが判明し、
先へ進もうとする男性陣にガックリのマドンナ。
『入浴剤 買ったげる』 と太川さん。
せめて待ち時間を利用して足湯へ。
足湯で居合わせた男性客に
『青森にビジネスホテルはあります?』とたずねる蛭子さん。
『ビジホありますよ』 と返答。
ビジホって初めて聞くフレーズに軽いショックを受ける一行。
・<青森駅前>へ向かう車中、
『都会は食べたい物は何でも食べられる』 と 蛭子さん。
車内からトンカツ屋を発見し、晩御飯はその店で全員で(珍しく)トンカツに決定。
ボリューム満点でスゴク美味しそうでした
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▲4日目(最終日)≪青森駅前~竜飛漁港≫
・<後潟>で約1時間弱のバス待ち。
辺りは雪積もって寒そう
喫茶店もなく、またしても民家に立ち寄らせてもらったりして時間を潰します。
<三厩駅>から<竜飛漁港>へ行くバスがあることが分かり、
これでGOAL出来ると思いきや、
乗るはずのバスが事故に合い、
故障でこちらに来れないことが判明
どうなったのでしょう?
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第6弾見事GOALです!!
<竜飛漁港>へ行ってくれることになり、無事最後のバス停へ到着。
でもコレでは終わらせて貰えず、
階段国道と呼ばれる国道399号を徒歩でボヤキながら上り
真のGOAL<竜飛岬>へ到着。
晴れていれば北海道が見える場所のようですが、悪天候のため、全く見えず。
前回の5弾の藤田(朋子)さんほどではないですが、
概ねハイテンションだった山田さん。
ロケーション的に特に後半は、
大雪のため、画が暗くなりがちな感じでしたが、
その山田さんのキャラの明るさで暗さを感じさせず、
楽しい雰囲気が伝わる四日間だったのではないでしょうか。
(当事者の方々には非常に過酷で辛かったとは思われますが・・・)
最後まで温泉に入れなかったのは、気の毒でしたが。
一方、今回、珍しくマドンナに対して、ドSだったり、
地名を言い間違えて蛭子さんに突っ込まれたりの太川さん。
いつもなら蛭子さんの役割ですが、太川さんの新たな一面も見れました。
残念ながら、この第6弾も前回の5弾同様、
お蔵入り状態でBS-JAPANでの再放送の際は、
長期的にスルーされた状態のままです。
一部のルートだとは思われますが、恐らくは2011/3/11の
大震災の被害にあった地域が含まれているためかと思われます。
いち番組ファンの立場では、知る由もありませんが、
道中で一行と出会われた方々が今も無事で元気でいらっしゃればと願うばかりです。
ではまた次回。