ひまトラベラー

Yahooブログから引っ越してきました。文字があちこちおかしい部分あります。徐々に手直ししますが時間掛かりそうです(´;ω;`) あしからず<(_ _)>

ローカル路線バス乗り継ぎの旅 第23弾   個人的レビュー

ローカル路線バス乗り継ぎの旅 第23弾 個人的レビュー※
 
YAHOOブログが終了の為、
このはてなブログへ引越をして初めてのアップです。
・・・が、長期間放置しっぱなしでかなり久しぶりのアップとなります(^^;)
約9か月振りです。。。
 
今回は第23弾ですが、
初見は短縮版にて2016年7月でした。
 
本放送は2016年6月
本来は5月のGW頃に放送予定だったそうですが、
ロケ当時、熊本で大地震が起こり、
その結果、番組の延期かお蔵入りかが検討されたようでしたが、無事放送されました。
 
太川蛭子の両氏が番組冒頭でその説明と義援金を募ること
また番組の最後にも義援金の入金先をテロップで紹介するなどの処置がされました。
 
★では短縮版ではカット。 
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★宮崎・青島〜長崎・グラバー邸 
ローカル路線バス乗り継ぎ 人情ふれあい旅★
(2016/06 release)*1

-LINE UP-

Leader:太川陽介
Regular:蛭子能収
and
Narration:キートン山田

*1:TVの初放映時です。2019/4 にはDVD化されてます。
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お馴染み日で今回は
≪宮崎県青島長崎県グラバー邸を目指す旅です!!
9弾以来久しぶりの九州上陸。
そして<高千穂><別府>を経由するチェックポイント制です。
 
リゾート地からのスタートなのに
あいにくの雨で傘を差しての登場ですが、
GOALは蛭子さんの故郷<長崎>ということで
GOAL出来たら長崎チャンポンを食べようと大ハリキリ。
 
今回のマドンナはいだしょうこさん
はいださんのこと自体この番組で初めて知りましたが
歌のお姉さんだそうです。
番組中では触れられてませんでしたが、
タカラジェンヌだそうですね。
 
 
では各日ごとに個人的に印象に残ったシーンの抜粋や
何かあればコメントをしていきたいと思います!
・・・が、コメントについてですが、あくまで個人的主観の為、ご了承下さい<(_ _)>
 
 ★は短縮版ではカットされているシーンです。
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■初日≪青島~高千穂バスセンター≫


-37/47-
・まずは宮崎駅へ向かいます。
 (聞き込みの結果宮交シティ下車を勧めらますが・・・)
 
 
・バス1本目車中での会話:
 “高千穂>には神様が集まる場所”と話すはいださん
 “神様なんて信じてないけど、競艇の時に神様お願い!ってのはあるね”
 と話すのは勿論 蛭子さん

 ★マドンナに年齢を尋ねる太川さん
 『7歳です』 としか答えないマドンナ『37歳?』蛭子さん
 “はっきり言ってくれないと47歳と誤解する人もいるかも知れない”
 確かに・・・と失礼ではありますが、的確な突っ込み(笑)
 

宮交シティからは高鍋へバスで北上。
 
 ただ高鍋から先7km歩くことになりそうで、
 “(25m)プールにするとどの位になる?”と尋ねるはいださん
 なんでプール?って感じですが、律儀に計算して伝える太川さん150往復だそうです。
 (あってるのかどうかは分かりません。面倒なので計算しない・・・)

はいださんのことを歌のお姉さんだったことは知らないという蛭子さん
 太川さん“(NHKの)お母さんといっしょは知らないの?”と突っ込まれてましたが、
 蛭子さんがそんな子供番組を知っているとはとても思えません (^_^;)
 『それでそんな声になったの?』 蛭子さん
 『ヒドいよ』 はいださん苦笑い。


―歩きは? 7km(^^;) → 3.2km \(^^)/ → 9km(-_-;)
高鍋の営業所で<道の駅つの>から先で再度バスが本当にないか確認する一行。
 やっぱりないとのことで
 太川さん『(7km)じゃあ歩きます』
 スタッフさん 『うふふふ』 
 『なんか嬉しそうだね(^'’^)』
 『あまり歩く人をあまり知らない(^^;)』

 ただ次のバスに乗るまで空き時間が出たため、
 昼食タイムを経て営業所へ戻ってきたところ、
 <道の駅つの>の一つ手前のバス停<都農>で降りるとバスに乗り継ぎが出来、
 徒歩区間が3.2kmに減らせるとの情報が、時刻表も貰いました。 
 

<都農>へ到着。
 予定は13:01のはずで、時間を確認するもバス停の時間の文字が薄い、
 何か上から消されたような跡にも見えるし、透けて見えたりで微妙で判断つかず。

 遅延の可能性も考え、しばし待機したところ、交差点の向こうからバスが見えてきましたが、
 バス停へまっすぐ向かってくる気配がなく、
 手前の交差点で曲がってしまい、一瞬焦りつつも
 でも迂回して回ってくるのでは?と淡い期待をするも
 その気配は全くなく、どうやらそのまま行ってしまったようです。

 結果、当初の<道の駅つの>下車なら7kmの歩きだったのが、
 2km手前のバス停で降りてしまった為、計9kmになってしまいました。
 

★徒歩で辿り着いた<宮の下>バス停からバスで<日向>へ向かいます。
 歩き疲れたので太川さんから『皆で寝よう』と提案するも
 蛭子さん“スポーツ新聞の競艇予想の記事”の締め切りが近いそうでやんわり拒否。
 
 
<日向>から乗継ぎ<延岡>へ。
 
 <土々呂中学校前>というバス停を通過。
 ジブリのアニメ映画となりのトトロのモノマネが出来るとマドンナ
 太川さんに促されモノマネを披露するも
 『ごめんね、観たことないから、似てるんだか似てないんだが分からない』
 自分で振っておいて、そんな~。
 蛭子さんの感想は聞くまでもなさそうですね(笑)
 乗り合わせたお客さんによると似ているとのことです。
 ※ちなみに私も太川さんとほぼ同じコメントです(^_^;)
 
・<延岡>へ到着。
 これからチェックポイントの<高千穂>へ行きますが、
 その<高千穂>から北上出来るあるいは<延岡>戻りで北上するバスを営業所で探しますが、
 直接北上は県境もあり、途中で途切れるとのこと。
 さらに確認の結果、迂回ルート<熊本空港>経由で<大分>方面へ行けるバスがあることが判明し、
 しかも歩かなくてもイイ。想定外のルートに興奮する一行。
 

・チェックポイント<高千穂>へ到着。
 バスはもうない為、ここまで。
 
・夕食の席で
太川さん『(蛭子さんの)お兄さんは長崎にいるの?』
 蛭子さん『いる いる』
 『GOALしたら会いに行く?』
 『大村ボートに行った方がいるかも知れない』
 ということで第23弾は急遽≪宮崎・青島〜長崎・大村ボート≫GOAL地の変更で (ウソです)
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●2日目≪高千穂バスセンター~鉄輪≫


-番組(と蛭子さん with マドンナ)を背負うリーダー、マドンナと馬に乗る-
・少し早起きして絶景で名高い高千穂峡を見学。
そして2日目乗車1本目は大きく迂回して<熊本空港>へ。
 
でもその後、本当に<大分>へ乗り継げるのかどうか
あるいは時間的に問題ないのか不安になり出した太川さん
運転手さんに聞いてもハッキリせず。
 
・不安を抱えたまま2時間掛かりで<熊本空港>へ到着。
無事 <大分(10:44発)>  及び<別府13:08発> への乗継も有り。
 
時間は10:38。次のCポイント<別府>ですが、
タイムロスを避ける為、すぐ出る<大分>へ乗車。
 
・車中で<大分>から<別府>へ乗り継ぎを確認するリーダーですが、
地図見る限りバス停がない様子で再び不安モード。
“確実に着ける<別府>の方がイイんじゃないですか?”蛭子さん
  
仮に早く<大分>へ着いても
万一途中でバスが途切れてると歩き等で<別府>着が
余計に遅れる可能性がある為、
途中の<阿蘇><別府>行へ乗り換えることに。
 
 
<阿蘇>到着。時刻は11:40
<別府>行14:51約3時間待ち。
 
待ち時間を利用して
お昼ご飯と時間があったら馬にも乗ろうと観光地<草千里>へ。
 
★まずは昼食優先。
馬に乗れると大ハリキリのはいださんですが、
『馬に乗るのはキミだけだし』太川さんは馬に乗ることをやんわり拒否。
『馬に乗ったっていう思い出を3人で作りたいです』
そんなはいださんに珍しく蛭子さんが加勢。
『3人でって言ってるのに何で乗らないの?(怒)』
 
・最終的に太川さんも折れて3人で1人1頭ずつ馬に。
結局、全員気持ちよさそうでした(^^)
 
 
・充実した時間を過ごした後はようやくバスで<別府>へ向かいます。
道中を通ったやまなみハイウェイの景色が抜群に良かったです♪
(車中でハイウェイのテーマソングみたいなのも流れてましたね)
※ちなみに“ハイウェイ”とついてますが、高速道路ではないようです※ 
 
18時を過ぎて<別府北浜>へ到着。
乗継げそうなバスは終わっており、
別府駅へ足を延ばし観光案内所へ向かいますが、
閉店で情報収集も出来ず2日目Cポイント<別府>で終了。
県境は2つ越えるも 大きく西へ迂回した為、ルート的には殆ど進んでおらず。
 
 
-バス旅戦隊3レンジャー 
・温泉地で有名な<別府>の中でも
地面から出る煙がスゴイ<鉄輪>へ移動し、豪華なホテルで宿泊。
珍しく混浴で温泉に浸かったり、焼き鳥等を食べてリフレッシュされてました。
 
”これで歩けるね”太川さん
”歩けます!リーダーについていきます!”
と力強く返すはいださん
赤レンジャーみたい”
 
ゴレンジャーならずサンレンジャーですね(笑)
テロップの色で言えば太川さん青レンジャー蛭子さん緑レンジャー
実態は太川さん赤レンジャー
蛭子さん黄レンジャーでしょうね~
(黄レンジャーはカレー好きで蛭子さんカツ丼ほどではないけど、カレー好きだから)。
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◆3日目≪鉄輪佐賀駅バスセンター≫
 
 
-まだこんなとこウロウロしてたんだぁ(by 蛭子さん)
<鉄輪>から別府駅までバスで戻って、
 昨日乗って来た阿蘇へ方面戻るバスに乗車し、
 途中下車で<日田>方面を目指します。
 
 ・・・が、その阿蘇へ戻るバスは、
 今朝最初のバスに乗車した<鉄輪>バス停を経由。
 しかも宿泊したホテルの前にもバス停が・・・
 それに気付かず、時間を掛けて<別府>へ戻ってしまい大きくタイムロス。
  しかも途中渋滞にもはまります。

・さらに<日田>方面へ乗り継ぎすべく<南小国>で途中下車をすることになりますが、
 道中お客さんが大量に乗車、通路まで埋まってしまいました。
 一番後ろに座っていた一行は下車するのに苦労しますが、
 僅差1分で乗継になんとか成功。<杖立>を目指します。
 
 
 -カンタンにそんなこと言わないで!
<杖立>経由で日田バスセンター>へ到着。
 
★空き時間を使って日田焼きそばで昼食タイム(蛭子さんはオムライス)
 
・昼食後は豆田町というかつての城下町を散策したり、
 茶店で休憩して過ごします。
 
・バスの発車時刻が近づき<バスセンター>へ戻ったところ、問題発覚。
 
 予め案内所で確認していたルートの
 <日田>→<杷木>→<吉井> → 久留米方面
 についてですが、案内所の方によると
 この場合、≪杷木→吉井≫への乗継が2時間半後17:47発になるそうで、
 そうなるとこの後の乗継が厳しくなる為、別途提案されたのが、
 
 <日田>→<杷木>--徒歩4km--<浮羽>→<久留米> のルート 。
 
 <杷木><吉井>へ行くバスを待たずに<浮羽>バス停へ行った方が、
 早く<久留米>へバスで行けることが判明。
 
 徒歩と聞き、蛭子さん『そんな簡単に言わないで下さい』 
 太川さん『多分歩きます』と係りの人に耳打ち。歩く気満々。
 
 ・・・でしたが、バス車中で不安そうな蛭子さんはいださん
 太川さん<日田>の喫茶店で貰った折り紙の動物を使って
 二人のテンションを盛りあげようとしますが、
 蛭子さんもそれに付き合うも『バカバカしいね・・・(苦笑)』

-S・A・G・A 佐賀 !!
・そして徒歩で<浮羽>16:11着
 <久留米>へ向かうバスが16:31発
 1時間以上稼ぎました。<杷木>から17:47発に乗った場合の
 <久留米>行は20時半になることが分かり、歩いて大正解でした。
 
<久留米>着。佐賀駅へ直接行けることが判明。
 時刻表を見ると19時台から先は空欄だったので、<杷木>で待ってたら、
 佐賀駅に来れなかったようですね。
  
佐賀駅着。バス旅史上初の佐賀県へ。
 佐賀県と言えばBASEを抱えた芸人さんではなわさんの唄を思い出します(^^;)。
 
 先に進めるバスも情報もない為、3日目はここでおしまい。
 
蛭子さんの好きなビジネスホテルも無事、確保しますが、
 恒例のお部屋チェックの際、やたらと『普通ですね』を連呼。
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▲4日目(最終日)≪佐賀駅バスセンター~??≫


―46つ目、長崎県
<長崎>へ入るには<武雄><鹿島>か決めかねている状況。
 
この両者途中の<牛津>までルートが被っている為、
ひとまず時間の早い<武雄>行のバスへ乗車。
バス運転手さんの勧めもあり、<牛津>ではなく備前山口>で途中下車し、
<鹿島>経由で県境近くの<県界>を目指しますが・・・
 
 
<鹿島>の案内所で再度、次のルートを確認をします。
 
出来れば南西へ進みたいのですが、
<県界>だと南東よりで少し迂回することになる為、
<嬉野>を経由出来た方がロスは少なそうですが、
(その<嬉野>は一旦、北北西へ迂回しますが、その幅は小さめ)
ルート巡って長崎出身の蛭子さん太川さんが軽く言い合いに。
結果<県界>を目指します。
 
・その<県界>へ向かうバス車中、
 
太川さんが繋ぎにと用意した巻きようかんなるお菓子で一息つきます。
蛭子さん曰く長崎ではカス巻きと呼ぶとのこと。
 
有明海の景色を楽しんだり、
はいださんの提案で童謡おもちゃのチャチャチャを用いた
頭の体操で盛り上がったり、
先ほどのピリピリ感は和らいだようですね。
 
 
・そして<県界>で下車し、
短距離ですが徒歩で県境を超えてついに46都道府県を制覇
GOALのある長崎県へ突入。
未開拓の地は残すところ沖縄県のみとなります。
 
そして基本的に県境超えと言えば峠など山間部となる傾向が多いのですが、
今回の県境での風景はとてものどかで気持ちよさそう(^^)
 
ただのどかであるが故か、
<県界>から諫早行のバスを発見するも
バスのダイヤも緩やかで次のバスは約1時間11分後11:19
とことんのどか過ぎて食堂や喫茶店もなさげ。
 
★仕方なく次のバス停近くまで移動してみると
漁業系の直売所を発見し、時間を潰します。
天ぷらを地元で採れた海苔で巻いて食べてたのが、
とても美味しそうでした♪
 
・そして<県界>へは戻らず阿弥陀崎>からバスへ乗車。
フルーツ街道を経由しながら諫早へ。
フルーツ街道沿いにはフルーツの形をしたメルヘンチックな
バス停が設置されていて心をなごませてくれます。
 
 
―最後は、私にまかせなさい! 
・次のルートを思案する中諫早へ到着しますが、
あっさり長崎駅>行のバスを発見。
 
<グラバー邸>まであと一息ということで、
最後の乗継については長崎出身蛭子さんの出番です。
<グラバー邸>へ行くには長崎駅まで行かずに
<中央橋>で途中下車した方が良いということを運転手さんに確認し、さすが!
 
・・・が色々なバスが頻繁に有り過ぎて
どのバスに乗るべきか居合わせたお客さんに確認しますが。 
 
果たして・・・
 



 
 
 






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第23弾成功です!!
そしてようやく連敗から脱出です。

蛭子さん曰く 全てのバスが
<グラバー邸>に行くわけではないとのことで、
お客さんに聞きまくり<グラバー邸入口>へ行けるバスを
見事探し当て面目躍如を果たすも
 
太川さんキートンさんからは
“初心者じゃん”だの”結局地元の皆さんに助けられてんじゃないの”いった
さんざんな突っ込みに
蛭子さんにもう少し花を持たせてあげてもいいのにね~。
 
そして<グラバー邸>では蛭子さんお兄さんだけでなくお姉さんが待っていました!
これに関しては事前にスタッフさん側で手配されていたかと思われますが、
特にバスルートとは全然関係ない話なので、
仕込みだとか無粋なことを言う人はいないと思います(^^;)
それにしても皆さんそっくりです。
 
そして太川さんの提案で
貴重(?)な蛭子三兄弟とのスリーショットと共に一緒に
蛭子さん念願の長崎チャンポンを食べて大団円。
 
そして旅を振り返り、
はいださん”最後のバスに乗った瞬間の嬉しさと
色々な人間関係が見れて面白かったです”
″長崎出身者としての責任は果たせました” 
照れながら(?)小声気味に話す蛭子さん
太川さん”何言ってるのか全く意味が分かりません”と突っ込み。
一件落着、終了!!
 
では次回のレビューで(^^)/。
いったいにいつになるのか?私にもわからない。

ローカル路線バス乗り継ぎの旅       THE MOVIE 個人的レビュー

 
本来なら次は23弾ですが、
間に映画版の公開があったため、時系列で今回はこの映画版を取り上げます。
 
初見は映画館。
出来れば2回は観たかったのですが、
地元の上映期間が3週間程度しかなく、
上映スケジュールや仕事の休みの兼ね合いも悪く1回しか観れませんでした(T_T)。

TVで視聴する際は基本は一人ですが、
映画館でこの番組が好きな人同士が
(もちろん知らない人ばかりですが・・・)
一緒に自分がツボにハマった部分で同じように笑っているといった瞬間が
何度もあり新鮮で楽しかったです。

パンフレットも購入させて頂きました♪
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(2016/02 roadshow)*1

-LINE UP-

Leader:太川陽介
Regular:蛭子能収
and
Narration:キートン山田

主題歌【人生という旅】:由紀さおり
 
※1:2016/8 にDVD・BD化されてます。
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お馴染み日ではありますが、
今回は映画版ということで日本を飛び出し海外へ。
≪台湾・台北 (タイペイ)鵝鑾鼻 (ガランピ) 灯台を目指す旅です!!
北端から最南端を縦断する形となります。

ルールはいつも通り。
使える乗り物は路線バスのみです。
 
番組史上初の映画化と海外上陸にテンション高めの二人。
蛭子さん『泣き所や感動するシーンを作ってあげないとね』
太川さん『笑いあり、涙あり』
『GOALしたら涙出して泣きましょうよ』
 
今回のマドンナ三船美佳さん
世界的映画スターの三船敏郎さんの娘さんです。

雨でちょっと心配そうなマドンナ
太川さん『天気には大変恵まれてまして、台風がこっちに向かっています』
蛭子さん『台風まで用意してあるんだ』
 
そしてもう一つの心配は言葉の壁。
太川さんは質問を書いたカードみたいな物を準備。
蛭子さん公車站在哪裡バス停はどこですか?)”
中国語(?)で覚えてきたとのこと。
 
では各日ごとに個人的に印象に残ったシーンの抜粋や
何かあればコメントをしていきたいと思います!
・・・が、コメントについてですが、あくまで個人的主観の為、ご了承下さい<(_ _)>
 
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■初日:2015/9/27 ≪台北~苗栗≫

映画の公開自体は22弾23弾の間にされましたが、
 実際には21弾の放映時期の2015/9/27~30に掛けてロケを敢行。
 TV版ではいつロケしたかまでは公表されませんが、
 映画版ではいつ敢行したかも表示されます。

-なんで鉄道じゃダメなんですか?-
台北駅>で聞き込み。差し当たり<桃園>へ行く方法を確認。
 路線バスだけであることを伝えますが、
 高速バスやら地下鉄やら使えない交通機関を駆使しないと行けない様子で
 ただ<板橋>経由なら<桃園>へ行けそうとの情報をGET。

 蛭子さんが早速覚えたての例の“バス停どこですか?”で場所を聞き出しバス停へ。

 
・バス停に到着するも時刻表らしきものが見当たらず、不安を覚える一行。
 さらに乗りたいバスが実際のバス停と少しずれた場所に停車。
 蛭子さん『いい加減だ、これは』

・普段バス車中でよく飲み食いをする一行ですが、禁止の表記があり。
 中々食事の摂るタイミングが噛み合わないバス旅にとってこれは新たなハンデ。

“島の西側と東側のルートがある中でなぜ東側のルートは考えなかったのか?”蛭子さん
 “東側のルートは観光地までは行けるが、
  そこから先(山が多い為)危なくてしょうがない”太川さん
 大きな街の多い西側へ行くのが安全パイと判断。 
 
・車窓から見えるスクーターの走っている数が半端なし、まるでレース場みたい。圧巻です。
 驚く三船さん蛭子さん


・ 台北>の中心部から離れるほどビルが汚くなってきた”蛭子さん
 “やめなさいよ”といつも通り二人に突っ込まれてました(笑)


-高速バスに乗っちゃった-
<板橋>に到着。
 大きなバスターミナルがあり聞き込みするも高速バス専用のターミナルのようで
 ここから<桃園>に行けないと言われてしまいます。

 近くに居た男性にも聞き込み。
 “なんで鉄道じゃダメなんですか?”と近年の日本ではあまりされなくなった素朴な質問が・・・

 結局有力な情報は得られず路線図を頼りに<土城>方面のバスに乗車。
 運転手さんによると終点<永寧>経由で<桃園>へ行けるとのこと。


・時間は10:55 その<永寧><桃園>行を探しますが、
 さらに先の<三峡>に行きそうなバスを発見。
 ちょうどそのバスが目の前に来て飛び乗ってしまいましたが、
 “さっぱり分からない、本当にこれ乗って良かったのか・・・”太川さん
 キートンさん『あららら・・・』
 なんといつの間にか高速道路へ。

 太川さん『高速バスに乗っちゃった~』
 

・結局、次のバス停で途中下車して来たルートを引き返して<永寧>へ。
 約50分のタイムロス。仕切り直しに再度ルートを確認し、
 <桃園><三よりも先に行けそうな路線で<大渓>行を発見。
 今度は高速道路に乗らないこともしっかり運転手さんに確認した上で乗車。
 


大活躍 “公車站在哪裡 (バス停はどこ?)”-
<大渓>から<中壢>へ到着。
 <楊梅>へのバスがあることを確認した後は、
 待ち時間を利用し、焼餃子と水餃子で念願のお昼ご飯。
  
 ホッと一息付きながら
 “台湾のバスは何時まで走ってるのか?”太川さん
 蛭子さん“俺バス停どこですか?って聞くのが精一杯”
 三船さん『(笑) ほぼ通じて無かったから』
 
 
<楊梅>着。
 聞き込みした結果<新竹>へ行けると情報を得ますが、
 600m ほど歩く必要あり。雨の中移動。

 そして蛭子さんの例の台湾語による“バス停どこですか”で地元の人に確認。
 おばさん“おじさん 何ですか?”って返されてたのがツボに入ってますが、
 ・・・おじさん が あじさん って聞こえます(笑)

 そのあとバスすぐ傍の民家 兼 お店(?)のようなところでバーベキュー(?)を楽しむ子供達と遭遇し、
 焼き鳥みたいなものを貰って食べてると<新竹>行バスが来ました。
 
<新竹>→<苗栗>→<台中>へ情報をGET。

 <苗栗>まで行くバス車中は雨漏り。
 車内で傘を差す三船さん
 2時間半掛けて<苗栗>に到着したのは20時半

 案内所で南下出来るバスがあることは確認出来ましたが、
 台風の為、バスが運休するかも知れないとのこと。
 その発表22時だそう。

・初日は<苗栗>まで。
 この街一番のホテルを教えて貰い宿泊。
 お部屋のチェック、広くて綺麗な部屋で喜ぶ一行。
 そして横幅広めカーテンの向こうに広がる夜景を期待して
 カーテンを開けてみると肩透かし、
 小さい窓・壁・小さい窓・壁・小さい窓 でモヤモヤする作りでガッカリ。


太川さん曰く、台湾風居酒屋で食事タイム。
 チャーハンや空揚げ・炒め物などのコテコテな料理を食べながら運命の22時を待った結果、
 明日もバスは運行するとのことで安堵する一行。
 同時に本格的に台風とバッティングしそうで不安も・・・
 
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●2日目:2015/9/28 ≪苗栗~員林≫


-台風直撃の危機-
・1本目のバスは6:40発と早朝。

その車中またしてもバス車内で雨漏り。
それを想定してかシートが防水仕様じゃない?と三船さん
“漏電しないのか?”心配する太川さん

蛭子さん“多分、ここの国(台湾)の人は行き当たりばったりで生きてるよ
俺、台湾生まれかもしれないね”


・<大甲>→<豊原>へ向かうバス車中。
道中強風で壊れた三船さんのビニール傘の修理をする蛭子さん
見事に直った。
意外な一面に驚きと感心の2人キートンさん

 
<豊原>を経て<大中>へ到着。
次の<草屯>へ向かうバスまで1時間空きが発生。
昼食タイムとなりますが、
キートンさんによるとバスを1本分逃したそうです。

順調にバスで南下していきますが、
台風との距離もドンドン縮まります。
風でモノが飛んだりで、(バス旅ですが)台風のニュース中継みたいな様相に・・・


それでもバスは<草屯>から<南投>へ。
さらに乗継、その道中車道に横たわる倒木を避けたりヒヤヒヤしながら<員林>へ到着。
 
南下するバスはここからは出て無いそうで
別会社のバスが近くにあるとのことでそこへ徒歩移動。
結果、嘉義へ行くバスがあることが判明。

この時点で18時
時刻表を確認する限りバスは遅くまで運行していそうですが、

ついに台風の影響で10分前に最後のバスが出てしまってました
他のバスも終了。<員林>泊まり確定。

明日、運行するのか運休なのかが、分かるのはいつなのかを確認する一行。
昨日同様、本日22時に分かる予定とのこと。
 

-明日は・・・-
・夕食タイム。
本日はなんと(台湾風)しゃぶしゃぶ。
なかなかバス旅で鍋料理はレアですね。
鍋は一人ずつ。

明日はバス運休か運行かどうか発表を待ちつつ、
ドキドキしながらの食事。

そして運命の22時
スタッフが持ってきた情報は

『明 日 は 動 き ま せ ん』

絶句する3人。

恐れていた最悪の状況に・・・
明日一日バスの運休が決定しまいました。

ホテルの一室に集まってミーティング。
太川さん“明日一日ダメになったとしても、たとえ無理でもGOALを目指す”
強く同意する二人

明日一日は旅を中止して待機し、
明後日に再開とかではなく、
バスが全面的に運休になろうとも旅の運休はなし、
そのまま四日間の内の一日としてカウントするようです。

まだギリギリ半分いったかどうかの状況ですが、大ピンチです。
 
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◆3日目:2015/9/29 員林~西螺≫
 
 
-史上最大級の魔の三日目
・それでも朝8時から始動。
 まずはバスが再開されていないか淡い期待を胸にバス停へ向かう一行ですが、
 周りは強風の影響で木やらモノがあちこちで倒れてる状況です。
 台風自体は通り過ぎたようで風は吹いてない様子ですが、
 道路状況が悪いと思われ、これは運休もしますよね。

・バス停へ行ったところ、
 嘉義へは運休の為、行けないが、手前の<西螺>までなら行けるとのこと。
 でもバスは11:20とのことで、かなりの空き時間。

 それまで観光出来るところはないか尋ねる太川さん。
 “員林公園がおすすめです”と返すバス会社の人に
 太川さん『この雨の中、公園行って面白いですかね?』と突っ込みに
 爆笑する一行とバス会社の方。
 
 とりあえず街を歩いてみる3人。
 
 
― 台湾でも呼び捨て―
・道中果物屋さんを発見。
 バナナを食する一行。
 蛭子さん『ネバ~としてる』
 太川さん『とろみがある』

 二人とも同じような感想を持ったようですが、
 言葉の使い方で受ける印象が異なりますね。

 蛭子さんの表現はあまり美味しそうに聞こえないけど、
 太川さんの表現だと美味しそうに聞こえます。
 普段バナナは蛭子さんが好んでよく食べてますが、
 今回は太川さんの方がいっぱい食べてました(笑)。 
 

・果物を食べていると勧められた公園が見えたので、向かったところ、
 倒れた木があちこちに。太めの木も結構折れていて
 太川さん『大変な台風だったんだね。バスも止まるはずだ』


・公園の隅っこ(?)でくつろぐ人々に話しかける一行。
 その中の一人に日本語が話せる方がおり、
 日本に住んでたこともあるそうで、
 特に蛭子さんのことも知っているとのことで“蛭子~”テンション高めでした。
 『台湾でも呼び捨てにされてるよ』と突っ込んだ太川さんには笑われることが多い人、
 三船さんは新人さんと勘違いされてましたが、
 その三船さんのお父さんの三船敏郎さん台湾中でも有名と話されてました。
 
 この後は地元のお祭りに出くわしてました。
 
 
11:20 やっとバス1本目
 途中、日本統治時代に日本が基礎のみ作り、
 実際には戦後に完成したという大きな橋 (西螺大橋だそう) を
 車窓から眺めつつ<西螺>に向かいます。


―バイバイじゃない―
・正午過ぎ<西羅>着。
 バスが動いているのかドキドキしつつバスターミナルへ。

 ターミナルのおじさんにバスは運行してないかを確認。
 『明日 × 3』を連呼。『今日はもう再開しません 明日 明日』 とのことで
 納得出来ない太川さん『それも決定ですか?もう雨降ってないですよ?』 
 と何度も確認しますが、
 最後には『バイバイ』 と笑顔で逃げるようにして去っていきました(笑)
 『バイバイじゃない』 
 (コントみたいなやり取りで私は結構このシーン好きですが、一行にとっては大打撃で超落胆)
 
 
―I’M A SIDE PACKER―
まだ午後になったばかりで、ここで終わるわけにも行かないので、
 ここへ何度か足を運んで再開情報がないかどうか確認しにくることに。

 でも最悪、この街に宿泊の可能性も
 小さな地方都市で宿なんてあるのか?
 そんな懸念の中、三船さんがガイドブックで見つけた場所へ足を運ぶ一行。

 そこはバックパッカー向けの宿。
 パッとみた感じ、失礼ですが、古いアパートっぽい雰囲気。
 三船さん『背中見せて』 とリュックを背負った二人に『ほらバックパッカー
 太川さん苦笑いで『僕、サイド・パッカーだけど』
  『まだ決めるわけにはいかない、(バス)再開するかも知れないし』 とのことですが、
 珍しく怖気づいた様子で 蛭子さんは予想通りの反応(無反応?無言状態)
 キートンさん『お気に召さないみたいですね』と見透かされてしまいました。


―民宿は地獄―
三船さん『民宿はイヤなんですか?』
 蛭子さん『民宿は・・・絶対眠れないし、地獄に落ちたような感じになっちゃう』

 宿探しに行き詰まり、とりあえず清水排骨麺(パーコー麺)というお店でお昼ご飯。
 エースコックワンタンメンみたいな麺で美味しいと盛り上がる太川さん三船さん

 一方無言で麺をすする蛭子さん元気なし。
 『早くこの街から脱出する方法を考えなきゃ』
 太川さん『このままここにいると何が待ってるの?』
 『憂鬱・・・・民宿に泊まると思ったら涙が出てきた』
 マドンナ『本当に泣いてる』
 
・食後にターミナルへ戻るも状況は変わらず、
 ターミナル前の喫茶店で時間潰したりでとうとう夕方に。
 最後のつもりでバスターミナルへチェックしにいきますが、結局バスの再開はなし。
 
 ほぼ一日を棒にふってしまう結果に。
 乗車したバスはたったの1本・・・


・バスターミナルの人に別の民宿を教えて貰い3部屋を確保しに。
 
 民宿は民宿でしたが、
 綺麗な感じで蛭子さんもホッとしてる様子でした。
 (部屋の内装が女の子向けでしたが:笑)
 
 でも本当の問題は残されたその距離、まだ半分ほど。
 
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▲4日目(最終日):2015/9/30 ≪西螺~??≫


―快進撃の最終日
・最終日の朝は台湾初の晴天。
 
本来のダイヤ通りなら2日目の夜に着けたはずの嘉義にようやく到着。

<鹽水>まで行けば<台南>へ行けるとの情報をGET。
<鹽水>に到着しますが、<台南>方面へ行くバスは別会社になるようで
バス停まで数百m離れているようで徒歩移動。
無事バス停を見つけますが、行先は手前の<佳里>までですが、
順調に南下してます。


・ただ中々朝食を摂る暇がなく、
せっかくコンビニで繋ぎの食料を調達して
待ち時間で食べるつもりが、
その時間さえも取れない状況。
 
蛭子さん“多分こっちの人は食べ出したら汚くするから”
マドンナ“また悪口言ってますよと太川さん”
太川さん“聞こえてません”
“俺と同じ意見だよ、絶対”
“違うよ 何言ってんのよ 一緒にしないで”

・・・って聞こえてるじゃないですか(笑)
 
 
<台南>到着。
<高雄>へ行けることを確認しますが、次は14時2時間待ち。
 
上陸後、台湾料理続きで飽きたのかイタリアンでの昼食タイムを経て
乗り込んだバスはコミュニティバスみたいな小振りサイズ。
 
 
その<高雄>には1時間半後の15時半到着。
この<高雄>からGOAL<鵝鑾鼻>までの距離は約100kmだそう。
 
聞き込みをしたところ、
<高雄>から<鵝鑾鼻>へ行けるバスがあると聞かされ
大喜びするも高速バスでぬか喜び。

路線バスだと<恒春>まで行けることが判明。
約3時間の大移動ですが、乗車が17時だった為、
もう夜の20時越え。


ここから鵝鑾鼻行があるのかバス停の確認しに行きますが・・・

なんと蛭子さんが躓いて地面に向かってダイブ。
ヒザを直撃したようで冷や汗ものですが、
骨折等はしてないみたいです。
画面を見る限り、
その後も特に足を引きずっている様子もなかったので一安心。

改めてバス停のチェック。




 
果たして・・・


 










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映画版 見事成功です!!
 
<鵝鑾鼻>行がありました!!
到着した街並みは歩行者天国か?という位、人で溢れかえってました。
GOAL到達時刻は夜22時
恐らく史上最も遅いGOALでしょう。
 
言葉の壁にぶつかったりで海外ならではの苦労や
3日目の台風によるバス運休で大ピンチから見事な大逆転劇でした。
足掛けこそ4日間でしたが、
実質丸1日近く潰れているので、要した時間としては、
ほぼ3日と言っていいでしょう。

肝心な灯台はおろか周りの景色すら真っ暗で全然見えません・・・
(灯台の先端で光るライトでかろうじて灯台にいることは分かりますが)

この4日間について
バス停を教えてくれたり、
助けてくれる優しい人々がいたからこそ、
この番組が成り立っていると振り返る太川さん三船さん

一方、蛭子さんは食べたものを振り返り、
“パンとかいろいろ食べてね”みたいなコメントしてましたが、
パンを食べてるシーンなんてあったっけ?
(太川さん三船さんもそんな感じの反応に見えましたが)

多分、編集外のところで食べたということにしておきましょう、
・・・って知りませんけど(笑)
START前に言ってた感動の涙とは程遠い蛭子さんのならではのおとぼけなコメントでしたが、
違った場面で涙も流したので“涙あり”も一応達成済で。
 
エンディングには由紀さおりさんの歌も流れ終了。
出来れば劇中のどこかで太川さんの歌【時の旅人】も流して欲しかったですね~
(遅ればせながら、どちらもレコチョクでのダウンロードですが、
購入させて頂きました、どちらもイイ曲ですね♪)

“映画の第2弾もやるよね”みたいなことをBDの特典映像で
蛭子さんキートンさん番組プロデューサの方に言われている場面がありましたが、
結果的に残念ながら、
この映画の公開から1年後には
お二人のバス旅は卒業となってしまい、
制作される機会は無くなってしまいました。
 
 
では次回のレビューで(^^)/。

ローカル路線バス乗り継ぎの旅 第22弾   個人的レビュー

ローカル路線バス乗り継ぎの旅 第22弾 個人的レビュー※
 
初見は本放送と同じ2016年1月です。
お正月3時間スペシャルでの放送のため、リアルタイムでの視聴でした。
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★水戸・偕楽園〜長野・善光寺 
ローカル路線バス乗り継ぎ 人情ふれあい旅★
(2016/01 release)*1

-LINE UP-

Leader:太川陽介
Regular:蛭子能収
and
Narration:キートン山田

*1:TVの初放映時です。
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お馴染み日で今回は
≪水戸茨城県偕楽園~長野県善光寺を目指す旅です!!

時系列では前回の21弾の後、映画版で台湾ロケを敢行している為、
“もう第何弾だかわからなくなっている”太川さん
蛭子さん“路線バスのロケ続きで疲れ気味”とのこと。
 
今回のマドンナアッキーナこと南明奈さん

キックボクシングをやっているそうで、
蛭子さんの背中のリュックに向かって
“蹴りを入れてみて”とふる太川さん
本当に蹴りを軽く一発おみまい。
 
 
では各日ごとに個人的に印象に残ったシーンの抜粋や
何かあればコメントをしていきたいと思います!
・・・が、コメントについてですが、あくまで個人的主観の為、ご了承下さい<(_ _)>
 
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■初日≪偕楽園古河駅東口≫


-KICK START&SLOW DOWN-
・まず情報収集の為、逆戻りになりますが、<水戸>へ。
 2年前の第16弾でお世話になった案内所で情報収集。

 当時まだ新入りでしたと仰ってた方と同じ方が。
 たまたま(?)上司がいるとのことでチェンジ。
 太川さん『社運を賭けてます』
 その結果、次のバスは<石岡>をチョイス。

 でもいきなり2時間待ち。バスはまだ1本しか乗ってません(+_+)
 コーヒータイムと弘道館へ観光に。
 弘道館とは水戸藩の学校だそうです。 
  

・やっと<石岡>行に乗り込みますが、
 乗車10分後START地点偕楽園に戻ってきてしまいました

 STARTして2時間50分経過して戻ってきたことに一同落胆。
 このエリアからも<石岡>へも行けたようで
 結果としては<水戸>へ行く必要は無かったことになりますが、
 案内所で調べて貰っての結果<石岡>行の判断だったので、致し方無いでしょう。


マドンナによると過去蛭子さんと何度も共演をされているそうですが、
 まるで記憶になしの蛭子さん

 でも彼女がボートレースのCMに出演していたことはよく覚えている様子で、
 (私もその印象が強く、着ぐるみを来て出演されてた記憶があります)
 “ギャラはいくらだったのか?”と尋ねる蛭子さん
 『なんでそんな話をするんですか?やめましょ、そういう話は』
 『俺の損した金が全部そっちに行ってるのかなと思って』


・バス車内で寝る蛭子さん
 “まだ寝てない、もうすぐ笑うよ”
 いつものようお見通しの太川さん
 蛭子さんの口角が上がり『寝れないな~』
 『寝ようとしないでよ』
  
 
<石岡>着。
 次のバスは1時間待ち。
 駄菓子屋さんの奥の和室で休憩可能で
 ちゃぶ台を囲んでくつろぐ3人。
 蛭子さん『家族みたいだね』
 太川さん『おじいちゃん(蛭子さん)、息子(太川さん)、孫(マドンナ)』
 

・次の<土浦>行へ乗り込みますが、
 終点まで行くと次の<下妻>行の乗継に間に合わないようで
 土浦一高で途中下車。

 ガードレールの端のスペースに入りこんでバスを待つ蛭子さん
 そしてズボンが白く汚れる。
 『68歳の人がやることじゃないよね』太川さん
 (太川さん蛭子さんのベッドへのダイブも年甲斐ないですけどね:笑)
 

<下妻>行のバス車中で、
 <下妻>から<古河>へバスがあるか運転手さんに確認する太川さん。
 <下妻>からは無いが、<八千代>役場からは<古河>へ行けると確認。

 降車の際に再度運転手さんに確認したところ、
 <下妻>から<八千代>役場へ行くバスはないと言われてしまいます。
 最初の話で<下妻>から役場に行けるバスがあると太川さん誤解してしまった様子で、
 
 降車後、営業所で確認、やはりバスは無いらしく役場へ行くには徒歩7km。
 この時点で15時過ぎですが、役場から出るバスは16時半発

 それに間に合いたいと頑張って歩きますが、
 途中でバスに追い抜かれてしまいます。
 役場に行くには途中で曲がる必要があったようで、
 その場所を見落として通り過ぎてしまったようです。
 結果、間に合わず乗車出来ず。
 次の17:22発<古河>行に乗車。 


・さらに<古河>から西へ行くバスがないかを
 複数の運転手さんに確認しますが、いずれも有力情報がなく、
 営業所でも確認して貰うも西へ行くバスは全くない様子。

 迂回ルートで小山市><栃木市><佐野市の順でコミュニティバスを利用すると
 繋がるそうですが、市の間には徒歩区間が各々発生する様子。
 ただココ<古河>から直接小山市へ行くバスはないようで、
 <小山>のバスが来ているバス停までの距離が、徒歩10kmを要するとのこと。

 そのバスの始発が9時とのことで、早朝の歩きを決断し、初日は<古河>で終了。
 
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●2日目≪古河駅佐野駅


-早朝から歩き-
2日目はいきなり徒歩10kmからのスタート。
バスに乗らずに歩きからのスタート。
多分、初めてのことではないでしょうか?
9時のバスに間に合う為に多めに時間を取り、6:15ホテルを出発。
小山市コミュニティバスのバス停光南病院>を目指します。


・栃木県へ入りバスのある小山市へ。

そして目標の光南病院>らしきところを通り掛かるも
蛭子さん“病院にバス来ないのかな?”
太川さん“来ない”
・・・って、そのまま素通り。

え~?マジッすか?
じゃあ何を目指して歩いてるの?って感じでしたが、
 
運よく病院の次のバス停<中妻>を見つけ路線図を見た太川さん
“そういえば<光南病院>って聞いてた、すまん、ごめんなさい、すみませんでした”
珍しいミスに平謝り状態のリーダー

待ち時間は34分
行程自体には悪影響ゼロなので、結果オーライでした。

ただ次の<間々田>へ向かう乗車時間は僅か5分でしたが、
次の<小山>へ向かうバスにスムーズに乗継出来ました。


・その<小山>行乗車の際、
乗り合わせの乗客の方から“わ~蛭子くんだ~”と言われたり、
バス旅をしている一行を見て、“本当にやってるんですね~”などと言われてました。
 
束の間のバス移行に喜ぶ一行ですが、
<小山西高>から先はバスはないようで
太川さんからまた“5kmほど歩く”言われて、落胆する二人。


・<小山駅到着。
念の為、<小山西高>から先、
栃木市に入れるバスがないか運転手さんに確認したところ、
即答で“ございません”とバッサリ一刀両断。

こんな時、いつもなら大きく落胆する(特に)蛭子さんですが、
あまりの潔い(?)回答振りに(?)珍しく笑ってました。


-L.A vs 台湾 -
・そして再び徒歩。
道中、マドンナなんとハリウッド映画に出演するそうで、
ロスでの撮影を終えた直後にこのロケに臨んでるなどのだとかで
『一昨日までL.Aに』と話す南さん
蛭子さん“L.A?言い方がかっこいい”

そして映画と言えば“このバス旅も映画 になるんだよ”太川さん
さらっと映画の宣伝も。
(もちろん後日このブログでも取り上げさせて頂きますよ
・・・とさらっと予告しておきます、いつになるのか分かりませんが・・・)


・その後もバス乗って歩いての繰り返し。
そんな中落ち着ける一時はバス車中での会話。

車中からパラグライダーをやっている人がいて
“やってみたい~”と話す南さん
“絶対にやりたくない”蛭子さん
太川さん“どんな金を積まれても?”
“命を無くしたらそのお金は使えないんだよ。なんでもやると思ったら大間違い
キートンさん“さすが蛭子さんまたお金の話ですか?”


他には
“家族の方はこの番組はご存知?”太川さん
ご両親がこの番組の大ファンと話すマドンナ
急遽3ショットの写メをご家族にプレゼントを提案する太川さん


佐野駅に到着。
運転手さんに確認。
次のルートは見つかるも本日は時間の都合で乗継は厳しい状況に。

観光案内所で再度ほかに違った手段がないか確認して貰いますが、
徒歩で5km歩けば、本日まだバスが繋がりそうですが、

“本当に限界だ”と話す蛭子さん
健気にも“まだ歩けますよ”マドンナ

ただ歩き過ぎでクタクタの二人に無理強いは出来ず
太川さん『今日はもうやめよう』
<佐野>泊まりを決断。
 
 
・厄払いで近くの<佐野厄除け大師>へ。
恒例のおみくじを引き全員でしたが、内容は全員はバラバラ、中でも
蛭子さん“はげめどはげめどその甲斐少なし”が超大当たりでした。
 

・夕食タイム。

ワザワザ徒歩を駆使してまで迂回してたのにまるで進ます。

なんだか地図を見る限り、どうせならいっそのこと<古河>から<佐野>まで
一気に歩くのもありだったのかという気がしないでもないですね。
この日歩いた距離を合計したら同じ位にならない?とか
・・・なんて非現実的かつ結果論で勝手なことを思ったりもしましたが、

それはともかく
“貰った地図の字が小さくて全然見れない”と話す蛭子さん
“老眼鏡を掛ければいいのに寝てるじゃないの”
“バス乗った瞬間すぐ目を閉じる”
と二人に突っ込まれ、
“初対面なのに”マドンナに返しますが、
“何度もお仕事してますからね”
とやり返されてました。

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◆3日目≪佐野駅安中市役所≫
 
 
-魔がさす魔の3日目 桐生でチョットだけよ-
・朝一のバス車中。
 “今日はバリバリ歩きまっせ”蛭子さん
 太川さんの方を振り返り、その表情を見て
 “もう怒ってる ビックリ”
 “人がいじめてるみたいに、被害妄想だね”
 

・道中、福祉センターへやってきた一行。
 高崎方面への乗継の良さを確認を試みる太川さんでしたが、
 あまり時間がないのに
 次々とお年寄りから握手を求められ、全然話が進まず。
 結局運転手さんに聞いてよ、でおしまい(笑)
 
 
本当は<太田>経由で<高崎>へ進みたい様子ですが、
 その運転手さんからは<桐生>経由を勧めれられ
 不安を覚える太川さんですが、
 それをよそに
 
 蛭子さん“(携帯のネットで)桐生ボートやってるかどうか見るね”
 太川さん“今、大事なとこなんですけど”
 “チョットだけ”
 呆れる南さん太川さん“そっちに気持ちが向くことが信じられない” 
 
 しばらくして(ボートが)やってないです”とワザワザ報告する蛭子さん(笑)。
 “そんなこと聞きたくありません”と苦笑いの太川さん 
 (もしレースがやってたらどんな言動をしたのかも観てみたかったですね~)


・検討した結果<桐生>ではなく太田駅を目指して歩くことに。
 道中で出会った方に太田総合病院からバスが太田駅へのバスが出ていることと
 太田駅から<高崎>方面へ行くバスもあると情報を得て希望を見出しますが、
 
 病院に到着するもバスがなく、困惑する一行。
 そこへ先ほど道中で出会った方が再登場。
 親切にもワザワザ調べて太田駅から<高崎>へ行く乗継ルートを教えてくれました。
 ただ太田駅へ行くバスがないことが分かり5km歩くことに。
 

・先を急ぐ為、食事を摂る余裕もなく、歩きながらお菓子(?)を食べながら歩きます。
 連日の歩き過ぎからか“これ以上まだ歩けと言われたら死んだ方がマシや”蛭子さん


太田駅着。
 以後は教えて貰った情報を元に乗り継ぎを繰り返し伊勢崎駅へ。
 <軽井沢>へはまだまだ距離がありますが、もう真っ暗。


<高崎>へ向かうバス車中、
 宿の心配をする一行に乗り合わせた方から、
 宿の紹介とバスの乗継情報をGET。
 <安中>へ行くには終点<高崎>にはいかずに<田町>途中下車を勧められます。

 その方が大学の教授とのことで
 蛭子さん“最近女子大生と教授が不倫してニュースになったけど何か意見は?”
 と尋ねてましたが、流石にうまく交わされてました(笑)。
 
 
・その乗り継ぎも無事成功するも3日目<安中>
 目標の<軽井沢>へ届かないも望みは残して終了。
 宿はご紹介のあった温泉宿で宿泊。
 
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▲4日目(最終日)≪安中市役所~??≫


―軽井沢
・バス1本乗ってまたしても長い歩きを経て、
次のバス車中、
霧がある中、やっと県境を超えて長野県軽井沢へ。
 
“<軽井沢>で何か思い出がない”蛭子さんに尋ねる太川さん
『ないですね~昔、軽井沢夫人っていうビデオを見たことがある』
『ちょっとエロチックなヤツでしょ?』 『うん』
 
避暑地で有名らしい<軽井沢>

らしいというのは、蛭子さん風に
ないですね~<軽井沢>
昔、スネ夫<軽井沢>の別荘がどうだこうだと言ってたことがある・・・
あぁ、マンガの話です(by:ぼく ドラもん)。
 
 
 
長野県に入っても歩きから解放されず、5kmの歩きが発生したり、
中々噛み合わないながらも
夕方18弾でも立ち寄った<上田>に到着。

そして同じ案内所の同じ方にルートを調べて貰いますが、
以前長野市へいった際の乗継ルートに期待するも時間的に厳しい様子。
 
別途電話で他のところに聞いて貰えるとのことで
 
 
果たして・・・















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第22弾失敗です!!
しかも2連敗

上田駅で終了です。
 
失敗は残念でしたが、
最後の案内所の方が電話で確認されてる際の一行との掛け合いが面白過ぎて・・・
“また路線バスがいらっしゃってまして・・・”
また来ちゃいました~♪(^^;)
戻るとかもダメ?
戻るとどうなる?
あ、思い付き?
 
不安な中にも楽しい(?)笑いが、なんだか10弾の最後のやり取りを思い出しました。
 
“バスだけで<水戸>からここまで来れただけでもスゴイけど、くやしい”南さん
“歩きが多過ぎて疲れてたし、取り戻しきれなかった”蛭子さん
“負け癖がついてしまう、次回こそは!”太川さん
 
 
今回は歩き過ぎで結果距離も稼げずといった展開に加えて、
前回21弾あたりから、リーダーの小さな凡ミスが目立ち始めたのも気になりますが、
もっとスムーズな乗継というか正解ルートってあったんでしょうかね?
この22弾は正解ルートが気になって仕方がない回のNO.1でした。
 
では次回のレビューで(^^)/。

ローカル路線バス乗り継ぎの旅 第21弾   個人的レビュー

ローカル路線バス乗り継ぎの旅 第21弾 個人的レビュー※
 
約3ヶ月以上ぶりのアップです。

この間、バス旅Zが3連敗間近で番組終了の危機にさらされたり、
(でも成功して良かったです ^_^; )
太川さん蛭子さんの旅ロケの新番組がゴールデンで始まったりと
色々動きがありましたが、
(しかも1泊2日でバス旅の復活企画もあったりで)

それはさておき、本題は(今更な)21弾のレビューですが、
    初見は本放送と同じ2015年9月ですが、約2週間ほどの遅れです(もちろん短縮版)。
ちなみに大阪では、前回の20弾は遅れで月放送だったので、
ヶ月連続でバス旅が視聴出来るといった珍しい状況となりました。
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紀伊半島ぐるり!大阪・堺〜三重・鳥羽 
ローカル路線バス乗り継ぎ 人情ふれあい旅★
(2015/09 release)*1

-LINE UP-

Leader:太川陽介
Regular:蛭子能収
and
Narration:キートン山田

*1:TVの初放映時です。
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第20弾を挟み、再び大阪にバス旅が帰ってきました!!
お馴染み日で今回は
大阪府・堺三重県・鳥羽を目指す旅です!!

≪堺~鳥羽≫間自体は直線では短距離ですが、
ただ今回も前回の20弾に続きチェックポイント制を再導入。
潮岬>経由の指示が。

結果、紀伊半島をぐるりと回ることを余儀なくされるようなルートに。
蛭子さん『遠回りをして行けってことですね』


 
太川さん“何?ネットのインタビューでこの番組はもう飽きたとか言ってるそうじゃない”
焦る蛭子さん『ヤバイ!読まれたか』
『飽きましたか?(笑)』

今回のマドンナは女優の高橋ひとみさん
初日のバス車中でも話題に上がってましたが、
TBS系ドラマのふぞろいの林檎たちの出演で知られているかと思います。

私がこのドラマを知ったのは、
パロディでこのドラマを取り上げられてて知りました。
 
このパロディドラマに高橋さんが出てたような気がしますが、
記憶は定かでないです。

ムリヤリ関係のない話を挟んでしまいましたが。
私が書きたかったもので:(^_^;)
(しかも不確かな話ですみません・・・<(_ _)>)

それはさておき、
高橋さん『汗かくんでしょ?』
太川さん『かくよ、真夏だもん』
『(化粧) 直す時間くれます?』
『あぁ、ないない。ズルズルのまま行きますから』

バス待ちの時間とかバス乗車中の時間等でこっそり直せばイイじゃないですか?
・・・って思いますけどね(笑)。
 
では各日ごとに個人的に印象に残ったシーンの抜粋や
何かあればコメントをしていきたいと思います!
・・・が、コメントについてですが、あくまで個人的主観の為、ご了承下さい<(_ _)>
 
★は短縮版ではカットされているシーンです。
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■初日≪堺駅南口~粉河駅前≫


-南海は難解-
・目標を<白浜>に設定しての1本目のバス。

 最初のバスで蛭子さんマドンナ
 整理券取るなどバスの乗り方について
 軽くレクチャーするのが定番になってきてますね~。

・乗車したバス会社は南海バス
 蛭子さん“南海バス=難解なコースとか”
 太川さん“この番組としては縁起が悪い”

 蛭子さん高橋さんのご主人が昔からの知人だそう。
 そのご主人を 『大した男じゃないんですよ』

・・・などなど毒舌を交えた会話をされてました。


光明池へ向かうバス車中で乗客の方と乗り合わせ、
 『えらいとこに座ったな』と仰りながらも楽しそうに一行と会話するシーンが何気に好きですね。
 どことなく女優の菅井きんさんを彷彿とさせます。


光明池へ到着するも降車の際に和泉中央行のバスはないと言われてしまいます。

 他に乗り継げそうなバスを探したところ、
 <泉大津がありますが、南下はしないようで迷う男性陣。
 そんな中、朝ごはんにしません?”高橋さん

 太川さん蛭子さん“どう言う番組かわかってる?”と突っ込まれ、
 ムリヤリ“朝ごはんは2の次”と言われされてました(笑)

 でも結局次のバスは泉大津へ向かうことに、空き時間で朝ごはんも無事食べれました。
 

<岸和田>が近づきつつある中、
 “<岸和田>には行ったことがないので興味がある”と話す高橋さん
 だんじりのイメージからか(?)
 蛭子さん“荒っぽい男が多いんですよ、荒っぽい男が好きなんだ?”
 “そういうわけじゃない”
 太川さん“でも不良みたいな人が好きだとかはあったでしょ?”
 “リーゼント系の人が好きでした”

・・・なやりとりが繰り広げられてました。

・ようやく その<岸和田>着。
 案内所でルートを調べますが、大きく距離を稼げるバスがないそうで、
 コミュニティバスと徒歩をチマチマと繰り返し、
 なんとか泉佐野まで行けば和歌山の県境へ超えるバスがあるとのこと。



-ごっつう遠い 潮岬
・その泉佐野へ15:30に到着。

 次の<熊取>へ向かうバス車中で乗り合わせた男性から、
 “どこへ行くのか”たずねられ、
 蛭子さん“とりあえず潮岬。今日中に着きますかね?”と聞き返しますが、
 “つかない!ごっつい遠いで” とか言われてました。
 


-27000
16:30<熊取>へ到着。
 17:05 に次の粉河へ行くバスあり。
 
 これでやっと和歌山県には入れそうですが、
 目標の<白浜>へは到底着きそうにはない為、
 <海南>あたりでの宿泊を検討し始めた太川さん
 待ち時間で地図から見つけたホテルへ問い合わせする高橋さん

 オーシャンビューが臨めるバルコニー付の27000円のお部屋があるそうで
 テンションの上がる高橋さん太川さん

 ただまだ<海南>へ行けるメドが経ったわけではないため保留。

 
―楽しい旅行じゃない バス旅― 
県境間近で山の中を走るバス。
 高橋さん『旅行に来た感じがしますね』
 蛭子さん『一応旅行してると思うけどね、楽しい旅行じゃないけど』 と本音(?)がポロリ(笑)
 ようやく県境を越え和歌山県へ。
 

18:00<粉河へ到着するも和歌山市駅へ行けるバスはなくなり、初日は終了。
 
 <海南>のバルコニー付の27000円のお部屋はアウトで落胆する高橋さん
 反対に近くにビジネスホテルがあると言われ大ハリキリの蛭子さん
 そこへ向かう途中“絶対民宿よりはマシ”みたいな暴言も炸裂させつつ、
 無事ホテルで3室確保。

 ただ洋室1室と和室2室で
 蛭子さんは苦手の和室にあたってしまいました(笑)

 
・夕食タイム。
 潮岬で上がった海の幸などの他、
 蛭子さんは必殺のオムライスでした。

 初日は徒歩を何度か挟んだものバスは結構な数は乗っていたかと思いますが、
 距離的には全体の4分の1にすら遠く及ばず。 
 
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●2日目≪粉河駅前~愛徳荘前≫


-大体のことはお金で解決する-
2日目、最初のバス車中の会話。

高橋さん“GOAL出来ても達成感の喜びだけでしょ?”
太川さん“そうだよ、何が欲しいんだよ。”

蛭子さん“ギャラのアップとか?”
『全てはお金で解決する、大体のことはお金で解決する』
と話す蛭子さん
キートンさん“蛭子さん金・金言うのはよしましょうよ”と呆れてました(笑)



和歌山市駅へ到着。
次は昨日の夜に行きたかった<海南>への乗継もスムーズ。
『イイ感じじゃないですか』 と 高橋さん
蛭子さん“朝飯は?”
『そんなのいいですよ』
太川さん蛭子さんウソだ~みたいに言われ、
本音を聞かれて『お腹すいた』



海南駅に到着。
案内所で次の乗継を確認するも
接続が悪く、距離も稼げず。
しかも徒歩区間も発生。

1時間ほど聞き込みに時間を要したそうですが、
案内所を後にするも次の乗継まで2時間半も・・・
赤信号状態に落胆する一行。


・残った待ち時間で食事タイム。
朝食のつもりで入った喫茶店
中華もやっているとのことで昼食へスライド。

五目焼きそばを頼んだ蛭子さんのコメントが
“シンプルな中にも歯ごたえのある麺が・・・”云々かんぬん。

太川さん曰く“最近色々な番組に出演してコメントが出来るようになってきた”とか。

その蛭子さんコメントに便乗した高橋さん太川さん“シンプルな麺で”なんだかんだ
・・・とパクって食レポ(?)



・長かった2時間半が経過し、
コミュニティバスと徒歩の細かい乗継の繰り返しが始まります。

昨日と同じ展開ですが、歩きの距離はもっと多く憂鬱度数が上昇。
 
その徒歩道中の会話。
蛭子さん『どこ行ってもバスがないって言われっぱなし。
だから歩いていってるけど、その先の保障がない』
太川さん『今回は一番むずかしい、全くわからない』
とグチをこぼす男性陣。

一方無口な高橋さんキートンさん
『さすが女優さん、グチもこぼしません』 と評しますが、
恐らく疲れてグチる元気もなかっただけでは?と思われます(笑)

 
・ツライ歩きを経て<藤波>へ到着するも乗りたかったバスは13時で終了。
案内所に『助けて~』 太川さん
カメラがあったせいか“TVはカンベンして下さい~”みたいな
オーラ全開のスタッフさんでしたが、
別ルートの有力情報を一行に提供。
 
 
・その後もバスを乗り継ぐものの
2日目<白浜>にも<潮岬>にも
程遠い山間の宿<愛徳荘>で終了。

<御坊>へ行くつもりで進んで来ましたが、
宿を紹介してくれたバスの運転手さん達からの情報で
もっと先の<田辺>へ行けそうなことが分かりました。
3日目<新宮>を目標に。



・さて夜の食事は宿で直接。
温泉もある立派な宿ですが、飛び込み宿泊の為、
食事はトンカツ定食ですが、特に蛭子さんは大喜び。

そして蛭子さんトンカツについて熱い語り、
『トンカツはトンカツ屋さんでないと美味しくない』
『なぜかというと衣の揚げ方が下手なの、でもココは美味しい、揚げ方が上手』
中々説得力がありますが、相槌程度の反応位で、
あんまり大きなリアクションなし。。。
 
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◆3日目≪平橋~潮岬≫
 
-Coffee TIME -
<愛徳荘>宿泊でリフレッシュし、
 太川さん『3日目頑張れますね』
 高橋さん『はい!』 と元気よく答えますが、
 『たとえ5km歩こうが10km歩こうが』 の言葉に
 “いや そんなことは昨日の食事の時には言ってませんでしたけど・・・”
 と一瞬でひるむマドンナ
 
 
・順調にバスを乗り継ぎ紀伊田辺に到着。
 太川さんなんと本日の目標だった<新宮>行(時間は10:15)を発見しますが、
 <潮岬>を経由しない内陸ルート横断の為、あっさりスルー。

 <白浜>(10:19)を確認し、安心した一行はコーヒーブレイクへ。

 その後、高橋さんバスの運転手さん
 <白浜>から<潮岬>までのルートを確認試みたところ、
 驚愕の事実が判明。

 それは・・・・
 
 
-大失態 10:15 -
<白浜>から先<潮岬>バスが繋がらない為、
 いったん、<新宮>へ行って反対周りで戻る形なら
 <潮岬>に行けると言われます
 “今すぐ降りよう”蛭子さん
 
 この時点ではまだこのバスのすぐ後ろで<新宮>行がスタンバイしており、 
 このタイミングで急いで飛び乗れば間に合ったかも知れなかったのですが・・・

 “もう一回聞き直して”言われ、太川さん運転手さん聞き直し。
 想定外の事実にあぜんとする太川さん
 “そこの観光協会で聞き直す”よう勧められますが、
 (そんなことしてる場合じゃ・・・)
 この間に<新宮>行のバスは行ってしまいました(>_<)。

 観光協会で確認した結果、<白浜>行の運転手さんの言う通りでした( ゚Д゚)

 次の<新宮>行があればイイのですが、
 次のバスは途中の<本宮>行の便しかない様子で、
 しかもそのバスは1時間以上後で11:35発。
 その後は結局<新宮>へ行き、逆回りで<潮岬>へ。

 そこへ至る行程は次の通り、

 ここ<田辺>11:35発 → 本宮大社>13:40
         約30分待ち時間発生。
 本宮大社>14:10発 → <新宮>15:29
         30分待ち時間発生。
 <新宮>16:00発 → <潮岬>18:00前に着
 
 ちなみに10:15発で<新宮>直通便に乗れていれば13時頃には<新宮>に到着してた様子。

 『コーヒー飲んでる場合じゃなかった~』
 殆ど半泣きみたいな表情でガッカリする太川さん
 『詰めが甘いね』 
 キートンさん“詰めは甘く、コーヒーは苦かった”
 
 単に遠回りをさせるためだけのチェックポイントではなく、
 このチェックポイントへ向かう手段そのものに潜んでいたとんでもないトラップ。
  

・失意の中本宮大社>へ到着。
 18時<潮岬>へ行った後、<新宮>へ戻るバスがあるかを
 運転者さんに尋ねる蛭子さんでしたが、
 時間的に戻るバスがないことが判明。
 
 2重の大ショック。


<新宮>着。

 <潮岬>へ行くバスまでの空き時間を使って、
 明日<新宮>以降のルートを案内所で入念にチェック。

 かなり北上出来そうで<滝原宮>迄は繋がっている様子。
 地図上、GOAL出来る希望が持てそうな状況に大喜びの一行。


3日目の終りにようやくチェックポイント<潮岬>に到着。
 本州最南端からの絶景。
 
ここ<潮岬>でホテルへ宿泊と送迎交渉し、無事成功。
 <串本>にある大きなリゾートホテルに宿泊。窓からの景色も絶景。
★恒例のベッドに転がりはしゃぐ太川さんマドンナ
 “子供か~?”と顔をしかめる蛭子さん
 でも太川さんのはしゃぎ方が幼稚園以下のお子さんみたいだったので、
 “赤ん坊か~?”って突っ込みたくなりました(笑) 


・夕食タイム。
 これも定番ですが、蛭子さん一人肉料理。
 『やっぱり肉ですね』
 高橋さん『ここに来て肉?』

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▲4日目(最終日)≪串本町~??≫

和歌山 脱出―
・遅めの8:32の始発で<串本>から<新宮>へ戻り、
熊野市駅へ目指します
 
最終日の:10:40ようやく最後の三重県へ。
蛭子さん『大阪・和歌山・三重。たった3県しかないのにえらい苦労してるよね』

初日の夕方に和歌山入りをしてから最終日に和歌山脱出する迄、
足掛け4日間、即ち全日和歌山県にいたことになりますね。
こんなことは多分初めてでしょう。


熊野市駅到着の段階。
すでに11:30頃。
次のバスの確認をしますが、約1時間半待ち。

観光案内所のスタッフさんFull 稼働(?)のおかげで
なんと<松阪>方面のバスルート、そこからは一部徒歩を挟みますが
最終的にGOALまでのルートは確保
 
 
熊野市駅から2時間強バスに乗り、
道の駅のある<滝原宮前>に到着は15:00

次の松阪駅前>行は16:30の為、ここに来て1時間半待ち。

★道の駅で情報を集め直しを試みますが、結局ほかに手段はないそう。

・残り時間は純粋に休憩。ソフトクリームタイム。
 
 
松阪駅前>へ向かう途中、渋滞にかち合ってしまいます。
途中春日町で下車しても徒歩区間に大差が無いと判断し、途中下車。

春日町から<早馬瀬口>へ徒歩で向かいます。
1時間20分掛かりで7km歩き通し、
時間は19:03ですが、
<宇治山田>行20時発を発見。
待ち時間は焼肉屋さんでドリンクタイム。

・<宇治山田>行運転手さんによると
<宇治山田>からも伊勢市駅からも<鳥羽>行はあるとのことで
このバスで先に着く伊勢市駅で途中下車。
 
蛭子さん“まだ20時半だから、
まだ会社から帰る人もいる時間帯だからバスがあるかも知れない”


伊勢市駅着。
<鳥羽>行のバスを確認する。
その時刻は20:38ですが。

果たして・・・







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第21弾は失敗です!!

しかも第17弾から連勝でしたが、ついにストップ。
史上初の連覇への記録更新ならず。

実際のGOAL鎧崎灯台だそうで、
そこへ行く為のバスは鳥羽駅国崎(くざき)≫なんですが

その鳥羽駅へ向かう最終バスはなんと4時間前16:30でした。

徒歩開始より前の松阪駅前>発のバス発車の時点で
すでに負けは確定していたことになります。

“歩き賃と歩いた力を返して”とぼやく蛭子さん
“想像を絶する旅でした”高橋さんは無表情。
 
“敗因は<田辺>で10:15発の新宮行きに乗らなかったことだと思う。
コーヒー飲んでる場合じゃなかった”太川さん

根拠の無い思い込みから
待ち時間で聞き込みをせず
史上最大級とも言える大失態を犯してしまったわけですが、

自力で迂回して逆回りの発想は思いつけなくとも
事前に聞いてさえいれば恐らく情報自体は
比較的容易にGET出来たかと思われ、
非常にもったいないことをしてしまいました。

ともあれバス旅の奥深さを改めて認識させられた回でした。

では次回22弾のレビューで(^^)/。

ローカル路線バス乗り継ぎの旅 第20弾   個人的レビュー

ローカル路線バス乗り継ぎの旅 第20弾 個人的レビュー※
 
初見は短縮版ですが2015年8月です。
この20弾の前の週は(大阪では)短縮版ですが、
総集編も放映されました。
 
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★北海道洞爺湖〜知床羅臼 ローカル路線バス乗り継ぎ 人情ふれあい旅★
(2015/06 release)*1

-LINE UP-

Leader:太川陽介
Regular:蛭子能収
and
Narration:キートン山田

*1:TVの初放映時です。
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今回は第3弾以来の北海道10弾以来となるチェックポイント制を導入。
地球岬襟裳岬納沙布岬の3カ所を経由し
最終的には知床羅臼を目指す旅です!
 
記念すべき第20弾でハイテンションの太川さんに戸惑う蛭子さん

蛭子さんの服装を見て“最近おしゃれになってきたね~”と話す太川さん
カラーも太川さんがチョイスしそうな感じで、
蛭子さん『なんか太川さんに似て来た』
『やめてよ!』 と突っ込む太川さんのブルーのシャツがカッコイイですね

今回のマドンナ・森尾由美さんは、私的には声優のイメージで
アニメ陽あたり良好!(原作は【タッチ】で有名なあだち充さん)や
こち亀ことこちら葛飾区亀有公園前派出所のアニメのヒロイン役でお馴染みでした。


では各日ごとに個人的に印象に残ったシーンの抜粋や
何かあればコメントをしていきたいと思います!
・・・が、コメントについてですが、あくまで個人的主観の為、ご了承下さい<(_ _)>

★は短縮版ではカットされているシーンです。
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■初日≪洞爺湖温泉バスターミナル~浦河ターミナル≫


-意外とテクニシャン-
★漫画家なのに“マンガを書くのキライ、テレビの収録が楽”蛭子さん
 “みんなマジメにやってるんだよTV”太川さん
 “どうしたら面白くなるかを考えてないふりをして
  実は考えているのだよ”蛭子さん
 『嘘だよ~』 太川さん
 『(俺は)意外とテクニシャン』とのこと。


-笑える味-
・バス2本でチェックポイントの地球岬に早くも到達。
 ただしチェックポイントまで最寄りのバス停から離れている為、徒歩は必要でしたが。

 到達した証拠(?)写真を撮ったあとの一行は、
 事前に買った駅弁を食べたり、観光に来ている方々とふれあったりされてました。
 
★焼き鳥など変わった具の入った室蘭まんじゅう なるものを
  食した蛭子さん食レポこれ変だ。笑える味』


★バスの車窓から見える車庫に止まっているたくさんのバスを見た
 蛭子さんのコメントが『バスの墓場』
 “キレイなバスばっかりじゃない、何言ってんのよ”
 “まだまだ現役っぽい”とお二人に突っ込まれてました(笑)



-熊牧場での決闘?-
<登別>に向かいます。
 
<登別>と言えば温泉ですが、
 そういえばSTART直後の車内の会話で
 “ウチにも温泉の素が家にあるよ、登別とか白骨とかね”
 といった話で盛り上がる太川さん森尾さん
 蛭子さん『ただ適当に名前を付けてるだけだよ、米のカスとか入れてね』
 みたいな話をされてました。
 
・その<登別>
 バス待ち時間を利用して温泉ないし、足湯をしようとするもそこまでの時間はなく、
 思いがけずが見れる牧場があるとのことで急遽 熊牧場 へ。
 ガラス越しに間近で見た熊の大きさに圧倒される一行。

 蛭子さん『くまモンを想像してたらダメだね。こりゃ闘えないね』


-ドツン!!-
・到着した<苫小牧>の案内所でバスルート調べる一行。

 想定の目的地のバスが特急で高速に乗ると言われたり、
 やっぱり乗らないと言われたりのやり取りで一喜一憂の連続の一行でしたが、
 ひとまず無事に次の<浦河>までのバスルートを確保。
 (上記のサブタイトルの“ドツン”はその際の森尾さんのコメントから)


・安心した一行は、バスの待ち時間を利用して食事。
 森尾さんの希望でハンバーグのある店に入った喫茶店は、
 偶然太川さんが大昔に一人旅で立ち寄ったお店であることが発覚。

 その訪問当時の写真を店の方に見せて貰い、
 蛭子さん『本当にアイドルだったんだね』
 ドヤ顔の太川さん『思い知ったか』


次の<浦河>バスは時間近い乗車で
 “今日中に (次のCポイント) 襟裳は厳しいな”と話す太川さん
 『襟裳は森進一が “ここは何もない町です~♪”と唄ってたような気がする』蛭子さん


―もうこれ以上歩きたくないんだ!― 
・すっかり真っ暗になり<浦河>の町へ入りますが、
 中々バスは終点に着かず。
 
 終点は浦河駅だと思い込んでいた様子で
 浦河駅周辺にあるホテルへ泊まる想定なのに
 バスは町の中心を過ぎ再びドンドン寂しいところへ。

 結局<浦河ターミナル>まで行ってしまう失態。
 2kmを徒歩で戻るハメに。

・雨の中の歩きでようやく町へ戻ってきた一行は
 バス停チェックをしたところ、まだ次の<様似>行20:19を発見。

 距離的に大して進まないうえにホテルもなさそうなので、
 『こんなもん行ったら大変だよ』 <浦河>で泊まり決定。

 とは言えまだホテルが確定したわけではなく、
 地図で見たホテルへ交渉に行きます。
 
 蛭子さん“頼む!あってくれ!もうこれ以上歩きたくないんだ”
 悲痛の想いで交渉へ。結果、無事部屋確保。

 
・夕食タイム。
 太川さん『どうだった?一日目』
 森尾さん『もう帰りたい。マジ帰りたい。絶対帰りたい』
 最後の雨の中の歩きで心が折れたそう。
 
 名物の*焼きとん (焼き鳥の豚肉VERSIONのような物だそう) を食べて、
 明日の目標を<釧路>に設定。

 *(どうでもイイことですが、漢字にすると焼き豚になってチャーシューになる、
  字面から 到底 焼き鳥みたいな料理とは思えない~なんてことを書きながら思いました)
 
 
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●2日目≪浦河5丁目陸別


-おかしいでしょう-
・バス1本目。

★乗り合わせた乗客の学生さん達に
<様似>から乗り換えのバスについて尋ねますが、
あるようなないような
太川さん『嘘でもいいからあると言って』 懇願(笑)
 
 
・その後、小学生のお子さん達が入れ代わりで乗車。
その中で<エンルム岬>
教えてくれた野球帽の小さい男の子がカワイイですね~。


<様似>着。
襟裳岬へ行けるもいきなり2時間待ち。
森尾さん『おかしいでしょう』とふくれっ面。


・その待ち時間で一行は朝食はコンビニで調達し、バスの待合室で食事。
太川さんカップ麺でマルちゃん・緑のたぬきが美味しそうでした
こういうのを映像で見ると無性に食べたくなってしまいます



・食事が終わってもまだまだ時間があるということで
観光案内所で<エンルム岬>襟裳岬以上の絶景だと紹介され向かうも
距離がありそうだと断念。

近場の海へ向かいますが、
海岸で初日に続いてまたコケる蛭子さん
ズボンがびしょ濡れ。

★その後、町役場で休憩させて貰ったり、
<様似>の副町長さんが登場されたりで
町をあげて歓迎されてました。



―宇宙モンスター??―
・2つ目のCポイント襟裳岬に到着。
 
次のバスは時間半待ち。

まずは風を体感出来るという風の館という施設へ。
風速25mキートンさんのナレーションによると木が折れる強さ”とのこと。

風圧で人相が変わった(?)蛭子さん“怪しい生き物”呼ばわりする太川さん
風を受ける態勢といい確かに宇宙怪獣みたいでした(笑)
結局太川さんも参戦。
 
★その後は展望台にも、望遠鏡を覗いたり、

・そのあと食事タイムや周囲を散策。
 
 

-この人助けてやってよ-
襟裳岬から<広尾>を経由し
次は<帯広>へ向かいますが時間半の長時間移動。

そのバス車内で塾へ時間半掛けて通うと言う中学生の男の子達と乗り合わせ(近所に塾がないそう)
“将来、人助けをしたい”ということで“医者になりたい”と話す中、
それを聞いた太川さん蛭子さんを指さして『この人助けてやってよ』 と軽いボケ。
蛭子さん『考えが変わらないことを祈る』



―明日は根室(眠ろう)―
<帯広>着。
次のCポイント<納沙布岬を目指す為、
<釧路>へ向かうルートを探すも東を向いて走る路線が乗り継いでもないそうで、

てんで方向違いの陸別><北見><網走>へ大きく北上し、
<網走>から<釧路>へ南下する必要があるとのこと。

その陸別へ行くのにも3時間。

陸別へ到着する頃には夜11時近く。
太川さん“20回目で改めて痛感するこの番組の過酷さ”


・そのバスへ乗車前に食事を済ませたため、
いつもの地図を見ての締めもバス車内で。
 
『明日は根室(ねむろ)>』 と3日目の目標提示する太川さん
蛭子さん『明日は眠ろうかと思った』 聞き違い。

でも蛭子さんの場合、明日はでなく、明日 も 眠ろうですよね~
 
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◆3日目≪陸別根室駅前ターミナル≫
 
-バスにただ乗るだけ?-
・バスで乗り合わせた乗客との会話で
 “どこへ行くんですか?”と尋ねられて
 “バスに乗って納沙布岬に行きたい”(蛭子さん) と答えるも会話が続かず。

 “ただバスにずっと乗るだけ?”といった反応に
  太川さん『ただバスに乗るだけと言われると寂しいよね』
 (バス旅ファンの目線から見ても寂しいですね~(^_^;)
  直前の夏冬の寒暖差の話は盛り上がってましたが:笑)
 


-迂回先でゴメンなさい-
陸別からさらに北上して<北見>へ到着。
 <北見>から<釧路>から直接行けることが分かり、
 安堵するもまたしても3時間の長時間移動で一同愕然。

 次のバスの待ち時間で朝一の喫茶店にて朝食タイム。

 <広尾>から<釧路>目指してたのに
 てんで方向違いの<北見>に来た一行に
 お店のマスターさん『何も北見へ来ることないのに珍しいなと思ったんだ~なるほど』
 太川さん『すみません、迂回先で』 といった会話をされてました。

 モーニングのセットの肉じゃがが美味しそうでした♪



-意外とテクニシャン:PART2 ~人として~
・ようやく<釧路>を経由し、根室方面へ向かうも
 度重なる長時間バス移動で疲労の溜まる一行。

 森尾さん“自己との戦いですね、精神をキチンと保てるのかどうか。人として
 太川さん“それとも何も考えないか”
 その指先を差す方向で穏やかに眠る蛭子さんを見て
 森尾さん『色々細かく考えてらっしゃると仰ってたけど全然そうは見えなかったな
 

-さよならパックマン
・最後のチェックポイント日本の最も東の地である納沙布岬へ到達。
 夕陽が綺麗です。

 太陽に少し雲が掛かっていて
 太川さん『太陽に十字架が現れた』 のコメントも
 蛭子さん『パックマンに見える』 に全部持っていかれてしまいました(^_^;)

 その夕陽に向かって森尾さん『また明日ね~』
 蛭子さん『明日は来ないよ』 『太陽に言ったの』



納沙布岬をクリアして
 根室へ戻りましたが、もうバスはない為、泊まり。
 これが本当の根室>で眠ろうですね (しょうもないことでゴメンナサイ) 

・夕食タイム。
 明日は最終日。
 太川さん『ちゃんとGOALしますから』
 森尾さん『着いていきますよ、蛭子さん
 その言葉に頷く蛭子さんですが
 『俺も (太川さんに) 着いてくんだけどね』
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▲4日目(最終日)≪根室駅前ターミナル~??≫

・番組終了まで残り10分以下

・4日目START時点で放送時間が殆どなし。どうなるんでしょう?
 
・下車するバス停を間違えたりのミスや
チェックポイントへ向かう為の歩きはありましたが、
今回バス路線のない区間を繋ぐ為の徒歩がない旅で
こんなのは珍しいと車中での会話。

森尾さん『観る方もきっとバスばっかりと思っていらっしゃる』
蛭子さんバス旅なのにバスばっか乗ってんじゃねぇよ名ゼリフ

この番組の実状を巧く捉えた名言でしょう:笑


・ルート的には根室中標津へ北上していますが、
中標津から羅臼行けるバスがあればGOAL。
無ければ大きく迂回するかもしれない。

そんな不安と期待の入り混じる中中標津へ到着しますが

果たして・・・







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第20弾見事GOALです!!

しかもGOALへの到達時間はAM11:20
移動距離は1120km

いずれも新記録達成。

最終バスの車窓から広がる知床半島羅臼岳の景色がとても綺麗です!
(感動する太川さん森尾さんでしたが、蛭子さんは爆睡中でした:笑)

久しぶりのチェックポイント制は異色な回でもありました。
結果的には
いつものように次のバス停を目指す為に歩くといった展開がまずなく、
そのスリル感は少な目でしたが、

その意味では、
大きくルートを迂回した≪帯広~陸別~北見~釧路≫方面への乗継などは
最大にして唯一の山場でした。
 

滅多にない長距離・長時間移動で車内での面白い会話の数々や
待ち時間で観光的要素も色々あり、景色も素晴らしく、
普段ない要素も色々とあり楽しかったです。

マドンナ・森尾さんの程良く毒の効いたコメントは
どれも面白くツボにハマりました!
腰は本当に大変そうでしたが・・・
 
では次回21弾のレビューで(^^)/。

ローカル路線バス乗り継ぎの旅 大感謝祭   個人的レビュー

ローカル路線バス乗り継ぎの旅 大感謝祭 個人的レビュー※
 
初見は2015年8月です。

本来なら次は第20弾のレビューをしたいのですが、
放送順ではこの感謝祭が20弾に先がけて放送され、
翌週20弾の放送されるといった流れだったので
時系列ということで、軽めではありますが、ここで取り上げさせて頂きます。
 
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ローカル路線バス乗り継ぎの旅  大感謝祭 歴代マドンナ大集合★*1
(2015/6 release) 
*TVの初放映時です。

-LINE UP-

Leader:太川陽介
Regular:蛭子能収
and
Narration:キートン山田
 
 
ON AIR ・ Madonna ROUTE
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2007/10/20:○ 第1弾:中島史恵さん    :神奈川県・横浜~富山県・氷見        
2008/03/22:× 第2弾:相本久美子さん:東京都・日本橋京都府三条大橋   
2008/10/04:○ 第3弾:伊藤かずえさん:北海道・函館~稚内
2009/03/28:○ 第4弾:根本りつ子さん京都府三条大橋広島県・宮島
2009/09/05:○ 第5弾:藤田朋子さん :栃木県・日光~宮城県・松島

2010/02/27:○ 第6弾:山田まりやさん  :宮城県・松島青森県・竜飛岬        
2010/09/04:× 第7弾:中山エミリさん  青森県・青森港~新潟県・万代橋   
2011/03/26:○ 第8弾:川上麻衣子さん  京都府三条大橋島根県出雲大社
2011/07/30:○ 第9弾:芳本美代子さん  島根県出雲大社~鹿児島県・枕崎
2011/12/03:× 第10弾:遠藤久美子さん  徳島県・徳島~鳴門 (四国一周ぐるり)

2012/04/28:○ 第11弾:いとうまい子さん香川県・高松三重県伊勢神宮        
2012/09/01:○ 第12弾:加藤紀子さん    三重県・松阪~長野県・松本城   
2013/01/05:○ 第13弾:田中律子さん    :東京都・新宿~新潟県・万代橋
2013/04/27:○ 第14弾:森下千里さん    :愛知県・名古屋~石川県・禄剛崎
2013/08/31:× 第15弾:さとう珠緒さん   山形県・米沢~青森県・大間崎

2014/01/04:× 第16弾:ちはるさん    :千葉県・館山福島県会津若松        
2014/04/26:○ 第17弾:宮地真緒さん   山口県・山口~高知県室戸岬   
2014/09/13:○ 第18弾:野村真美さん   静岡県・御殿場~新潟県直江津
2015/01/03:○ 第19弾:マルシアさん   大阪府大阪城~石川県・兼六園
2015/06/20:? 第20弾:森尾由美さん    :北海道・洞爺湖羅臼町

※各々放送日は初回放送で記載。(ウィキペディアより参考にさせて頂いてます)

今回は総集編でいつもの野外ロケではなく、スタジオでの収録。
MCにはテレ東のアナウンサーの方が担当されてました。

勿論、太川さん蛭子さんも登場。
スゴイのが各回のマドンナさんが全員ではないにしろ
同じ場所に一堂に介したことではないでしょうか。
 
※勝敗はいうまでもなく、○×で、マドンナさんについては、
 ピンクがスタジオ参加・はVTRのみ出演・黒字は両方参加なし。

 ちなみに当時20弾が放送前だったため、森尾さん番組最後に呼ばれての登場でした。
 (しかし再放送版や短縮版では森尾さんのスタジオ登場シーンはまるごとカットされていて残念です)
 
 
今回は第1弾~19弾までを5回分ずつまとめて振り返ったあと、
各回で出演したマドンナさんに話を聞くあるいは関連マドンナのVTRを流すといった展開で

そのあとは蛭子さんの暴言編、人情ふれあい編、
太川さんvs蛭子さんのバトル編、迷場面・珍場面など
その他テーマごとに組んだ場面のVTRが流れるといった構成でした。


“あの時のこのバスルートの選択が秀逸だった・困難で苦労した”などの類の話は殆どなく、
メンバー間の掛け合いや、地元の方々の触れ合い、旅の珍道中や
過酷さなどを振り返るといった部分に重きを置いた編集だったかと思いますが、
そこがこの番組の大きな魅力になっているんだなぁと改めて感じました。


本日はこんなもので。
 
 
 

ローカル路線バス乗り継ぎの旅 第19弾   個人的レビュー

ローカル路線バス乗り継ぎの旅 第19弾 個人的レビュー※
 
初見はリアルタイムで20151月のお正月です。
(大阪もお正月の放送だけは同時期なんです)
・・・が、視聴する側も体力勝負の時間45スペシャルです。
でも長く楽しめるということで個人的には大歓迎で嬉しいのですが。
ただコレをレビューに纏めあげるのは大変でした
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★大阪・大阪城~金沢・兼六園 ローカル路線バス乗り継ぎ人情ふれあい旅★*1
 (2015/1 release)*2

-LINE UP-

Leader:太川陽介
Regular:蛭子能収
and
Narration:キートン山田


*オープニングの表記に準じてますが、
常時出る右上のテロップには【大阪・大阪城~石川・兼六園】と出てます。

*2:TVの初放映時です。因みにDVDが2017/4にreleaseされてます。
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お馴染み日で今回は
大阪府大阪城~石川県(金沢市)兼六園を目指す旅です!!

豊臣秀吉縁の大阪城から盟友・前田利家縁の金沢城つまり兼六園がGOAL”
といったような説明をする太川さんに対し、

蛭子さん『歴史を旅するんですね』 マジメに返すも
“ただそれ言ってるだけのこと、始まったら歴史なんか何も関係ない”
と自ら身も蓋もないことを言う太川さん(笑)
 
今回のマドンナはブラジル出身のマルシアさん
マルシアさんと言えば俳優・大鶴義丹さんの元奥様で有名かと思います。

その大鶴義丹さん同じテレビ東京の姉妹番組(?)
【高速バス限定の旅】出演されてますが、
コンビの芸人・ダンディ坂野さんとの掛け合いもあってこっちも面白いです
 
・・・と、話が横に逸れましたが、マルシアさん
(大阪なだけに?)『バリバリやりまっせ』 と主張するも
『私、一日200歩しか歩けない』 といきなり歩けない宣言に不安がる男性陣二人。
(前回の野村真美さんの時とは真逆の展開ですね~)
 
 
では、いつも通り気になった場面をピックアップしつつ
何か意見等がある場合は軽く突っ込み・コメントもしますが、
あくまで個人的な見解のためあしからず<(_ _)>。
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初日≪京橋~山科駅
 
―最初のバス停まで200歩以上
大阪城はオープニングをしに来ただけみたいで、最初のバス停<京橋>へ移動

 地元なので、実際に歩いてみたんですが、
 <大阪城から、このバス停までは約15~20分位で大体JR1駅半位の距離ですかね。
 それを考えると実質的には<京橋>STARTだと軽く突っ込みたいところですが、
 
 それはともかくこれだけでもう200歩は越えてますね~。
※ついでに言いますとすでにこのバス停は廃止されてます。
 
 
―面白くないんですけど―
・バス1本目の車内で
 『マルシアさんって歌手だったの?歌手のイメージ全然ないよ』
 『お~い(怒) なんですか。蛭子さんって一言多いよね』
 のっけから蛭子さんの毒舌が展開しつつ、<稲田車庫前>へ到着しますが、
 
 次の乗継のバス停鴻池新田駅までいきなり1.7km 歩き発生。

 この旅の中では比較的短距離ですが、
 それでも “遠いよ・遠い” とにかく『遠い』を連呼するマドンナ

 オマケに“肩が凝ってきた”とぼやくマルシアさんの鞄を
 試しに持たせて貰った男性陣、あまりの重さに
 『途中で石でも拾ってきたの?』
 『こんなの持って歩けないよ~』
 『ココには化粧品が入ってる』
 『化粧品なんていらねぇよ、顔大丈夫だよ!』 と突っ込む蛭子さん


・徒歩で鴻池新田駅に到着。
 今度は“おなか空いた”マドンナの仰せで、
 乗継時間が迫る中、急いでパンを買いに走る太川さん

 無事バスに間に合い、車内でパンを食べますが、“これが朝ごはん?”マドンナ
 (これっぽっちか?と言われる危険を瞬時に察知したのか否かは定かでないが・・・)
  “繋ぎだよ” (上手く切り返す) 太川さん。納得のマドンナ
 

<JR住道>にて
 地元の方から“アンタしっかりしいや” など厳しいお言葉を貰った蛭子さん
 無事次のバスの中へ逃げ込んだつもりで
 『大阪のおばちゃん達にぎやか過ぎる』 うっかりクチを滑らせる蛭子さん
 バスの乗客も含めて『周りみんな大阪だから、気を付けて』と突っ込む太川さん
 
 
・京都方面を目指す一行。次のバス車内。
 『京都観光がしたい』 『私、おもしろくないんだけど』 などなど
 言いたい放題のマルシアさん
 苦笑いの太川さん蛭子さん


萱島へ到着。
 乗継まで20分しかないも、近くの商店街へ。立ち寄った店で焼きイモを購入。
 『やわらかいのがいいな』 とやんわりお願いする蛭子さん
 店の人に気を使ったのか 『文句言わないの(怒)』 と太川さん
 何もそんなに怒らなくても(笑)


―県境を素通り―
枚方から松井山手を経て、<新田辺>に到着。
 この間にいつの間にか京都入りしていたことに気付かなかった一行。
 太川さん『バンザイし忘れちゃった』

 その<新田辺>中書島行をバスの情報を運転手さんからGET。
 その運転手さんの嬉しそうな表情と説明の力強さが印象的でした(笑)。


・ただ中書島へ行くにも乗継の数が多くその道中、陽も傾き始め、
 マルシアさん『暗くなったらやめるんでしょ?』
 太川蛭子両氏。
 『やめようよ』 『やめない』 の応酬。


・その中書島から<醍醐>へ向かう車中。
 辺りはもう真っ暗。朝7時から動いている様子で、
 『これだけ時間あったらアメリカに行けたね』 とぼやくマドンナ
 『明日2日目にはブラジルには戻れているよ』と話す太川さん


次のバス車中で、男性陣が途中下車すべきバス停に気付かず、
 危うく通り過ぎそうになりますが、マルシアさんが気付き無事下車。
 チョットした活躍もあり。

・次は<山科>へ。
 歴戦のバス旅 猛者・太川さん蛭子さんは元気で、
 特に太川さんはまだまだ先に進む気満々。

 一方、長時間に渡るバス移動に慣れないマルシアさんは限界のようでした。
 『バスに乗る時間が短くて身体を休める時間がないんです』
 マドンナを労うキートンさんのナレーション。これには同意します。
 (ついつい歩きがなくバス中心だと楽に見えてしまいがちですが、 バス酔いしたり、腰が痛くなる人だっていますからね)
 
20時過ぎ、16本ものバスを乗り継いで山科駅へ到着。 
 次のバスは大津京へ行けますが、今日のバスは終了、1日目も終了。 
 
・夕食はマルシアさんの希望でイタリアン。
 
 そして日目の行程を振り返ったところ、バスの本数の割には思ったほど進んでおらず、
 直線距離で分の1には足りず落胆する一行でした。
 (実際には遠回りしたり蛇行しながらの進行になるので、先が思いやられるといった感じでしょうね)
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●2日目≪山科駅~田烏
(<田烏>から<食見>へ宿の送迎車で移動)
 
 
    ーHOT DOG
京都<山科>からバス1本で滋賀県入り。
琵琶湖を眺めながら、大津京駅へ到着。
 
大津京駅から少し歩いたところにある<茶ヶ崎>バス停から
堅田までバスで北上出来ますが、
<茶ヶ崎>バス停を見つけ損ないバスを乗り過ごし。
25分遅れの次発バスで堅田へ。
(7:18を乗り過ごし、次は7:44)

 
琵琶湖西側を北上し、堅田駅に到着。

次のバスまで待ち時間に喫茶店で朝食タイム。
・・・といっても30分しかなく、
しかも思いのほか移動に時間を要してしまい、
大急ぎでホットドッグを食べて慌てて店を出る人。

マルシアさんホットドッグが出るよ”と言いながら走りますが、
無事バスに間に合いました。
ホットドッグも口から飛び出ず、一安心(笑)
 
 
堅田から約1時間弱で<細川>へ到着。
次のバスの時間待ちで鯖寿司の店を発見し入店。

美味しそうですが、でもさっきホットドッグを食べたばかりなのによく食べますね~。
でも魚系が苦手な蛭子さんはショウガだけでした。
 
 
―はしゃぐマドンナ―
・バスが無くなり歩き発生。
まだ琵琶湖の湖畔を歩きながらの為、まだ気が紛れる様子。

ただ写真を撮りたいやら、昨日萱島の商店街で買ったスカートを巻いたりと
何かと歩きを中断させるマドンナ

珍しく蛭子さん『ねぇ太川さん注意してよ、時間取り過ぎ』
太川さん『バス旅は急ぐんだよ。悪いけどマルシアさんを急き立てますが、
琵琶湖の水を触ってはしゃいだり全然話を聞いていない(笑)
 

-歩くより、Coffeeを
・歩きとバスを繰り返し近江今津駅へ到着。
案内所がなく、バスの運転手さんに直接聞き込みする太川さん

ルートは2つ。
北上出来るのは<マキノ>
遠回りになるが、福井県入り出来る<小浜>
<マキノ>は途中でバスがなくなるそうで10kmの歩きが必要な様子。

太川さん<マキノ>へ行きたい様子ですが、
距離が距離なだけに相手が相手なだけに『10kmはムリだよね?』
と遠慮がちにマルシアさん に聞きますが、

案の定『無理 無理 無理 無理 無理 何言ってるんですか!!』 と断固拒否。
マルシアさんの声で目立ちませんが、よく耳を傾けると
それに便乗して蛭子さんも 『ムリ』 と言ってます(笑)

結局、キートンさんがナレーションで
二人して拒否していることをバラしてしまいました
てなことで<小浜>行に決定。

まぁでもバス旅を長年観てるとついマヒしてしまいがちですが、
一般人の感覚で言えば当たり前な反応でしょう・・・
突然10km歩けと言われて簡単にハイとは言えないですよね~。
 

<小浜>行のバス乗車まで17分ありませんが、
マドンナ“コーヒー飲みたい、喫茶店は?”

いやいや喫茶店はムリということで
太川さんなんと側にいた女子高生から自転車を借りて
コンビニへコーヒーをパシりに。

行きたいルートを拒絶された上にお使いまで。
なんとも気の毒な・・・
 

・そして福井県へ突入し、<小浜>へ。
観光案内所でルートを調べて貰いますが、
上手く繋がらないようで、
近江今津へ戻った方がイイのか悩み始めますが、
その戻るバスも逃してしまいます。

さらに粘った結果、
小浜市コミュニティバスで最大で東へ行けるのは、
<田烏>迄は行けることが判明。

<田烏>からkm程歩いて
隣の若狭町へ入ると<食見>から<美浜>方面へ
乗り継げるバスがあることが分かります。
 
≪田烏~食見≫間の歩きを無くす為に
<食見>方面の宿から送迎して貰うことを提案する蛭子さん

そうなると<食見>から仮に先に乗り継げる可能性があったとしても
それを捨てることになるためか否か、
太川さん少し冷ややかな視線を蛭子さんに向けてましたが、
結局その案で進むことに。
 
 
・そして待ち時間を使って送迎付き宿も確保。
<田烏>までバスで行って、
そこへ宿へ迎えに来て貰う予定となりました。

次の<田烏>へ行くバスの待ち時間で食事。
浮かない顔の太川さん

“10km歩くと言っていれば<マキノ>方面を取っていた”
“今後もしそういうことがあれば何でも言って下さい”
“でも<小浜>へ直接バスで行けたのに
わざわざ10km歩くなんて選ばないからね”
 

-ムリ ムリ
<田烏>から送迎車で宿へ。

夕食の席で本日の反省会。
蛭子さん“1~2日目でまだこんなにモタモタしているのはよくない、
夜中になってもいいから明日は福井市までは行きましょう”

太川さん“一番先にこの辺で泊まろうとか言う人がよくそんなこと言えるね”
 
・出された食事が豪華で
海が近いので、採れたて海の幸が並びます。

しかも蛭子さんが民宿やら魚が苦手だと言うことも
事前にご存じで肉料理も出してました。
 
・それも束の間、
女将さんに明日<食見>のバス停へ送迎をお願いしたところ、
地域住民限定かつ高齢者向けの登録制のバスだったことが判明し、
乗車不可。落胆する一行。

しかし<世久津>まで約km歩けば路線バスに乗車出来ると女将さんから提案。

それを聞いたマルシアさん口が
モゴモゴ動き、それを見た蛭子さんが苦笑い。

太川さん『今の声に出して言ってみて』
マルシアさんムリ ムリ
キートンさん『え~。そんなさっきはなんでも言って下さいって言ってたじゃないですか』
それを見かねた女将さん<世久津>まで車で送迎してくれることに。
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◆3日目≪世久津~織田
(<食見>から<世久津>までは宿の送迎車で移動)
 
Walking in the Rain  PART.1―
日目の朝は、あいにくの雨。
 宿からの送迎で<世久津>バス停より3日目START。
 満員バスに揺られながら終点<レイクヒルズ>で下車
 
・次の行先は美浜駅ですが、バスは10:30で約時間待ち。

 運転手さんの情報では、<美浜>から敦賀へのバスがあるそうですが、
 9時半発だそうで、到底間に合いません。

 しかもあまり本数が多くないようで、<美浜>発の9時半の次は何時になるか怪しい様子。
 ちなみにココ≪レイクヒルズ→美浜駅までバスの乗車時間は10分ほどで、徒歩で約kmだそう。

 マルシアさんから意外な歩きの提案に蛭子さん太川さんも快諾。
 時半の敦賀行のバスを目指してきを決断。イムリミットは時間。


・雨の中、意気揚々と歩き出すもマドンナに異変が・・・
 歩き慣れず腰の痛み、そして足もつってしまい思うように歩けず大ピンチ。

 そんなマドンナの荷物を代わりに持ったり、励ましたりと色々気遣うリーダーの太川さん
 無事歩き通して美浜駅に到着。9時半のバスにも間に合いました。

 昨日、一緒になって自分(マルシアさん)と歩きを拒否をしたはずの蛭子さんが、
 意外や意外、愚痴一つこぼさず平然と (勿論、ある程度は疲れているかと思いますが) 
 歩き通した姿を見て“蛭子さん、スゴイね” 

 そんなマルシアさん『くたびれたでしょう』 労いの声を掛ける蛭子さん

 これを機に自己を省みると共に蛭子さん太川さんに対する敬意も備わり始め、
 マルシアさんの真剣味にスイッチが入ります。(少なくとも私にはそう見えた)
 

Walking in the Rain  PART.2― 
・無事敦賀駅へ到着。
 福井市方面を目指して次のバスは択。
 山間峠ルートの<新保>海沿いルートの<元比田>
 それ以降はいずれもバスが無く、徒歩区間が約km発生。
 
 道中、道の駅があるため、隣町で町営バスのある可能性を期待し、
 何よりマドンナの体力面を考慮し、まだ歩きやすそうな海沿いルートを選択。
 
・昼食後、例の<元比田>までバスで行き、下車後、日目度目の歩きを敢行。

・しかしそんな中、トンネル内で工事区間と遭遇。
 トンネル内部は狭く、車も通る中、歩きは危険だと判断。
 結果、トンネル区間のみロケバスで移動。

 トンネル出口から再び歩き出しますが、今度は道幅狭いカーブ道と
 しかも霧で見通しも悪い場所とバッティングし、危険と判断、再びロケバスで移動。

 そして道の駅へ到着。
 ロケバスで移動した距離分を歩き移動時間に置き換え、
 その時間は歩きを中断し約1時間の待機で時間調整したうえで再び歩きを再開。

 途中待機時間もあったとは言え、マルシアさんが無事歩き通せるのかが、懸念されましたが、
 15時半頃、無事<桜橋>バス停に到着。

 午前中の歩きの際は歩きに不向きそうなブーツでしたが、
 午後の歩きはスニーカーに変わっていました。
 それもあってかどうかは分かりませんが、歩き通せたようで良かったです

 武生駅行のバスがありましたが、バスの時間は17:10時間半強の待ち時間発生。
 

<桜橋>バス停の近隣にあった町の運動施設で一行は暖を取らせて頂けることに。
 そこでお年寄り達のプレイするゲートボールを見学したり、
 温かいお茶や焼き芋をごちそうになったりされてました。
 
 バスの時間が近づき、地元の方とはお別れ。
 マルシアさん『一瞬だけどさみしくなるね』
 特に日目は過酷だったこともあり、人情のありがたみを心底感じているようでした。
 
 
・先ほどの運動施設での待ち時間で<福井>までバスで行けることを確認していた太川さん
 バス時間の都合で最大は手前の<織田>までしか行けませんが、小さい町のようです。

 次の武生駅に到着した時点で<織田>泊まりを想定し、
 先に宿を確保しようと片っ端から携帯電話で連絡を取りますが、全滅。
 結局バスの時間が来てしまい、宿も決まらないまま<織田>へ。


<織田>に到着。
 蛭子さんが近くの食堂で聞き込みした結果、旅館で3部屋を無事確保。
 お礼にその食堂で夕食を取ったあと、宿の送迎車で宿泊先へ。 
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▲4日目≪織田~??
 
-今更ですが、最終日です
・早朝、まだ真っ暗な中、
宿の女将さんの車での送迎で再び<織田>へ戻って
バスの中で最終日のSTART宣言する太川さん
(女将さんがハイテンションだったので、そのヒマが無かった様子です:笑)
 

・すっかり明るくなり福井駅前>着。
バス案内所でルートを入念に確認。

その結果、三国駅から<湯の町>へ向かいますが、
<湯の町>からもバスは出ますがそこまで行くと
次の乗継まで時間待ちとなるため、重複する手前のバス停で降りて
次のバスを捕まえる裏技で見事乗継成功。
県境に近くまで来ました。
 
-ここどこ?何もない!
・バスが無いため、徒歩にて県境越えをし石川県へ突入。
<瀬越口>へ到着するも
次の大聖寺行のバスまで時間半。

周囲に昼食出来そうな店もなく
蛭子さん“ここどこ?何もない!
出前を頼んで、そこのガソリンスタンドで食べさせて貰おう”
早速マジで交渉行くもやんわり却下。
(そりゃそうでしょう~ガソリンでも給油するならまだしも・・・笑)

代わりに約1.5km先に<月うさぎの里>を教えて貰い、
しかもGSの方が車で送迎もしてくれるとのことで
そして無事、昼食タイムとうさぎと触れ合い。
(ただし帰りはバスで<瀬越口>へ戻る必要有)
 
-YOU CAN BUS ~君にも歩ける~ 
CAN BUSというバスを使って小松空港まで行けば、
小松駅まで行けるとの情報を得た一行。

ここ大聖寺で時刻は14:30
ただ時刻表を確認すると隣の加賀温泉駅のバス停まで歩けば
もう1本早いバスに乗れると考えるも
ただその距離が長くkmもあり、発車まで40分しかない。
議論の結果歩きの決断。
 
道中、蛭子さん太川さんの会話。
『バスの停留所でこんなに長いのってあったけ?』
『特別なバスなんでしょ、キャンバスって。
あなたにも歩ける YOU CAN BUS!』
 
 
―リーダーはどこだ?―
・バス停の場所を先に確認するため、早足で一人先に駅へ急ぐ太川さん
 
実際に分かりにくい場所にバス停があり、
太川さんが先に行ってチェックしてなかったら、乗り過ごしの可能性もありました。

ただ遅れて着いた二人が中々太川さんを見つけれず、
それでバスを乗り過ごしかねないハプニングがありつつも無事乗車
 
 
・辿り着いた小松空港では、
このバス旅の影響でバスの運転手さんに転職したという男性の方と話をされてました。
 
 
<寺井中央><金沢>へ乗り継げると聞き、ようやく<寺井>到着。
下車後、歩道橋を通って乗り継ぐバス停へ行きますが、
マルシアさんの足が完全にアウトになったようで、
男性陣二人が両脇で抱えて階段を上ります。

バス停チェック。ようやく<金沢>行きのバスがありました!!
これがGOAL兼六園を通れば旅は終わりですが。
 
果たして・・・
 
 
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第19弾成功です!!
 
ただ金沢駅行のバス一本では行けず、
香林坊で途中下車してもう1本乗り継いでのGOALでした。
 
『これか!』
『これだよ!これを味わいたい一心で頑張ったんだ!』
涙ぐむマルシアさん太川さんが意気投合。
そんなマルシアさんを軽く茶化す蛭子さん(笑)
 
いつもハイタッチだけですが今回はハグも。
二人を両手に抱える太川さんが、なんだか恩師みたいに見えます(笑)
 
正月スペシャルにふさわしいドラマティックな展開で
とても見応えがあり面白かったです!
今回マドンナマルシアさんだったからこその回だと思います。
 
初日、2日目のレギュラー陣とマドンナの噛み合わなささから
3日目以降GOALに向かうにつれ、
チームとしての一体感が
徐々に出来上がっていく過程が個人的には見どころだったかと思います。
 
いつもはマイペースで自由人な蛭子さん
今回はマドンナのフォローにも回るといった珍しい回でもありました。
 
太川さんはバスルートを検討・選択するだけでも大変ですが、
その上、チームを纏める役割もいつも以上にも増して
大変だったかと思われますが、
それだけに無事GOALが出来、見事苦労が報われて本当に良かったです。
 
また次回!!