ローカル路線バス乗り継ぎの旅 第15弾 個人的レビュー
※ローカル路線バス乗り継ぎの旅 第15弾 個人的レビュー※
初見は2013年9月。
再放送ではなく、リアルタイムで初めてバス旅を視聴したのが、この第15弾です。
ただしテレビ大阪での視聴のため、
本放送から2週間ほどの遅れで
(厳密にはリアルタイムではないかもしれませんが)
しかもトータルで約90分チョイの短縮版 (CMなしで) による放送でしたが、
初回当時はそのことを全く知らずに観てました。
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★米沢~大間崎 ローカル路線バス乗り継ぎ人情ふれあい旅★
(2013/8 release)*1
-LINE UP-
Leader:太川陽介
Regular:蛭子能収
and
Narration:キートン山田
*1:TVの初放映時です。因みにDVDが2016/2にreleaseされてます。
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お馴染み3泊4日で今回は
本州最北端を目指す旅です!!
そしてオープニング、いつものツーショット、
太川さんと蛭子さんが登場。
太川さん、前回(14弾で)長かった髪をバッサリ短く切ってしまい
夏らしさ全開の刈上げヘアーになってます。
パッと見、2人とも同じような髪型をしてますね、
髪のボリューム感は全然違いますけど(笑)
『道行く人からよくバス旅観てるってよく言われるね』 と蛭子さん。
『蛭子さんと一緒じゃないんですか?』 とよく聞かれると太川さん。
『いつも一緒じゃないって!!』
『温泉入ったり、自然を満喫したりすっごい楽しみ~!』と大勘違い。
『番組が全然違うよ!!』 と太川さんに突っ込まれるも
歩きがありそうなことはご認識の様子で、
万歩計を持参の珠緒さん。
では、いつも通り気になった場面をピックアップします。
★印は短縮版ではカットされているシーンです。
(検証済のところだけ印を付けてます)
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―病気じゃないのに、病院ハシゴ―
★<米沢>からどこへ行くか探る中、
太川さん『得意の病院から・・・』 といった話に
珠緒さんが反応。 『(お二人とも)病院得意なんですか?』
『最近は病院通いでございます~』 とボケる太川さん。
『路線バスはお年寄りの為に病院を経由することが多いんですよ』 と蛭子さんがレクチャー。
・最初の一本目のバス。
珍しくマドンナが聞き込み志願し、珠緒さんにお任せするも
終点まで行ってもバスがないと言われた為、
それを聞いた太川さん得意の病院で(笑)で途中下車を判断し、
実際下車してみると廃止されたバス停しか発見出来ず、
病院で聞き込みしても手掛かり全くなし。
あてもなく歩き出す一行。
バス車中で自分自身で確認するべきだったと後悔する太川さんでしたが、
途中、立ち寄った役所で約5~6km先の総合病院迄行けば
どうにか先が繋がりそうだと情報を得て、
再び歩き始めるも珠緒さん、道中発見した酒蔵に寄ろうと提案。
太川さんと蛭子さんが制止してもただこねる珠緒さんに
『万一、これが原因で失敗しても後悔しないね?』 と太川さんに言われ、
渋々諦めて先へ。
-今日から、エビ子-
それを聞いた太川さん『あれ見ておいしそうって思う?』 と突っ込み、
蛭子さんにも同意を求めますが、期待は外れ 『俺も思う』 と 珠緒さんに同意。
(二人はリュックのしわの寄り方も全く同じだったといった話題もあり)
ちなみに私は太川さんに同意。
現品の写真がプリントされてるならともかく、
あののぼりの絵だけでは食欲は全くそそられないですね~(笑)
・徒歩の末、総合病院に到着し、ようやくバス停を発見。
しかもすぐ発車という状況。
もしも酒蔵でチョットでも寄道してたら、
このバスに乗車することが出来なかったことも判明し、
『この番組は1分とムダには出来ないんだ』 と 太川さんの説明に
ようやく納得の珠緒さん。
-NG TAXI -
・<村山駅前>着。待ち時間で休憩に立ち寄ったお店でおやつタイム。
白玉ぜんざいを食する似た者同士の蛭子さんと珠緒さんでしたが、
蛭子さん『普通ですね』
珠緒さん『白玉ツルンとしてる』
と食べる物は同じでも食レポは似てなかった二人。
太川さんにダメ出しされ、
蛭子さん『白玉ツルンとしてるね』 と 珠緒さんのマネ。
当然のごとく太川さんと珠緒さんから突っ込まれ、
・そしておやつを頂いたお店で教えて貰ったバラ公園へ徒歩で向かいますが、
思いのほか遠く、バスの時間に間に合わないので、引き返すハメに。
第11弾を最後に観光タクシーは封印されてしまったようですね。
恐らく番組がブレイクし過ぎて一部の視聴者サイドから、クレームが入ったのかと思われます。
、かといって告知が無いので、実際のところは不明。
個人的にはバスルート外のことなので、観光位タクシー移動でも別に構わないのにと思いますが、
まぁあえて禁止意見について肯定するとすれば、
せっかく徒歩移動したのに、間に合わない、徒労に終わる、ムダ足だったといった
普通の旅番組などとは違うんだよ、みたいな過酷度をアピールするにはちょうどイイのかも。
演者の方々にはタマッた物ではありませんが・・・(^_^;)
・<新庄>着。
まだ次の<金山>へ行けるようですが、
翌日朝<新庄>で始発に乗っても≪金山~真室川≫から次の乗継時間は同じの為、
あえて<新庄>泊まりにすることに。
ただ乗継までの時間がたったの5分とタイトで、
ナレーションで 『今日の内に<金山>に行った方がイイんじゃない?』 と突っ込みがありましたが、
土砂降りの中、宿探しが難航しますが、無事ホテル確保。
-短縮版は、いきなりエビ子-
珠緒さんがご飯をこぼす場面で、
太川さん『どうしたエビ子?こぼしたか?』と突っ込みますが、
短縮版ではカットされているのに、このシーンはカットされておらず、
いきなり 『エビ子』 ときたので、なんのことか全く分かりませんでした
フルヴァージョンを観てようやく分かりました。
そう言えば蛭子さんの字を改めて見ると後ろが子供の子なので、
『えびす』 だけではなく、『えびこ』 とも読めますね。
これを書いていて今更ですが、気付きました(笑)。
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●2日目≪新庄駅前~角館営業所≫
ー行けるとこまで行かなかった結果は?ー
・朝の<新庄駅前>バス停。
次の乗継が5分しかないのに、
いきなりバスが2分遅れての到着で益々苦しい状況に。
しかもコレを逃すと約5時間待ち。
“そうなったら、もうGOALに辿り着けない”と焦る男性陣2人。
『だから昨日の内に<金山>まで行ってりゃよかったのに。』
時間ギリギリで<金山>に到着した物の
<真室川>への乗継のバス停が離れた場所にあることが判明。
大慌ててでダッシュする3人でしたが、
無事バスに乗車出来、どうにか間に合いました。
ー14km Walking ー
・<真室川>に向う車中、
太川さんから『ちっちゃい夢でいいな~』 と突っ込まれますが、
到着した<真室川>で早くもその夢が叶ってしまいました(笑)
その距離は当初10kmで見積もるも、
当てにしていたバス停が見つからず、
珠緒さんの提案で一般民家で聞き込みしたところ、
廃止になったことが判明し、歩きはトータル14kmに。
『史上2番目だね、1番は16km』 と珍しく過去のことを覚えていた蛭子さん。
炎天下の長距離の歩きが過酷過ぎたのか、
一旦、休憩を取り再度歩き始めるも
食堂を発見し、昼食の為、立て続けに休憩。
乗り継ぎに影響がないか危ぶまれるも
<院内>にてバス停チェックしたところ、昼食を摂ろうと摂るまいと
乗り継ぎには悪影響なく、結果オーライで無事乗継成功。
・車内でバスルートを探る太川さん。
その両手を見ると社会科の地図を見ている様子。
これってもしや小学生とかが社会の授業とかで使ってそうな感じですが、
お子様に借りて持参にしたのか?
スタッフさんが用意したのかは謎。
・2日目は<角館>泊まり。
夕食時、蛭子さんのおにぎりがグチャグチャで
太川さんに『せっかくおにぎりにしてある意味がない』と突っ込まれ、
これならどうだ?とおにぎりを手づかみにする蛭子さんに
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◆3日目≪角館営業所~大湯温泉≫
-強制終了・魔の三日目-
・3日目は前の2日間と異なり、
<田沢湖>でスワンボートに乗ったり、キリタンポを食べたり、
バス車内でトランプをしたりと遊びモード全開。
・と思ったら、<十和田湖>へ行く為のバスが朝1本しかないことが判明。
途中の<大湯温泉>までは行けるも
その先の乗り継ぎは明日の話になってしまい、
そのルートは無事確認出来たものの
結局、なんと午後3時台で終了暫定状態。
・到着した<大湯温泉>。念の為、バス停を確認しますが、
蛭子さん 『なんか強制的に止めさせられた感じだね』
この日は徒歩もないのにまさに魔の三日目の名にふさわしい展開に。
大きく立派なホテルで宿泊。着物姿の係りの方が、宿泊する部屋へご案内。
その係りの方がエレベーター内で、
顔を合わせた一行に一瞬驚いた後に発した 『ほっ』 の一言(?)が、
なんとなくツボにハマってしまいました(笑)。
これなら名物に興味なしの蛭子さんも食べるのでは?と思いきや、
豚のカツ丼でした(笑)
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-十和田 湖畔の女 -
★会話の流れで珠緒さんいきなり『湖畔の女』発言
蛭子さん『精神状態がちょっとおかしくなってる』
『なんてこというの、もお~』
蛭子さんを叩く珠緒さん、すっかりお馴染みのやり取りになりました(笑)
-結成!蛭子&エビ子-
★バスがこの先も繋がるか急に不安に襲われた珠緒さんに
蛭子さん『いくよ!』
珠緒さん『くるよ!』
『アンタらいいコンビだね~』とひやかす太川さん。
確かに息がピッタリです(笑)
-再会の野辺地-
・蛭子さん『大間に着いたらマグロ獲りにいくぞ!!』と魚嫌いの蛭子さん。
その直後、『うそ』とボソッと言ってます。
・15:30 <野辺地>へ到着。
<むつ>行きのバスが見つかるも発車が
2時間半後の17時半で到着が19時という微妙なもの。
待ち時間を使って
第6弾で一行がお世話になった駅前の松浦食堂へ
お礼も兼ねて再訪したところ、
(ちなみに蛭子さんはこのことはすっかりお忘れとのこと)
お店のお母さん曰く、<むつ>へ行くバスが他にもあると言われ、
そちらだとなんと16:09発。
急いでバスに乗車。
その甲斐あって≪むつ~大畑≫への乗継にも成功し、
そしてラストスパートへ。
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そして、第15弾なんと失敗です!!
あとバス1本というところまで来ての失敗。
地図見ると<大畑~大間崎>まではどう見ても25kmはありますが、
でもに後に放映された総集編<2015>で
太川さんがあと5~6kmだったと言ってましたが、勘違いでしょう(笑)。
でも仮に本当にGOALまで残り5~6km しかなかった場合、
GOALのバス停まで歩いたら、これもGOAL扱いになるのか、
それともGOAL地点のみバスで行かないと行けないのか?
それはともかく
GOAL出来なかったにも関わらず、
最後の珠緒さんの
“自分たちで考えて旅するのは楽しい、とってもワクワクした”
落胆した男性陣への労いとなる素敵なコメントでした。
ちなみに私、15弾の初回視聴当時はバス旅を知ったばかりで
その何日か前に
BS-JAPANで第3弾の再放送を録画したところ気に入って
繰り返し視聴していたところに
次が、いきなりこの15弾だったため、
一気にお二人とも老けてしまったという印象でした
特に蛭子さんが3弾の時は普通におじさんって感じで丸々としてましたが、
当時と比べ、かなり痩せて、おじいちゃん度がかなり上がったと感じました
また次回!