ローカル路線バス乗り継ぎの旅 第16弾 個人的レビュー
※ローカル路線バス乗り継ぎの旅 第16弾 個人的レビュー※
初見は2014年1月。
短縮版ではない、完全なるリアルタイムで初めてバス旅を視聴したのが、この第16弾です。
私がテレビ大阪での視聴だというのは、前回触れましたが、
お正月スペシャルのみ同時ネットで完全版で放送なんです。
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★館山~会津若松 ローカル路線バス乗り継ぎ人情ふれあい旅★
(2014/1 release)*1
-LINE UP-
Leader:太川陽介
Regular:蛭子能収
Madonna:ちはる
and
Narration:キートン山田
*1:TVの初放映時です。
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お馴染み3泊4日で今回は
『あ、蛭子さんお久しぶりです』 とワザとらしく太川さん。
『この間会ったばかりじゃなかったっけ?』 と蛭子さんに
『もう年三回でおなかいっぱい、もうこれ以上蛭子さんとは会いたくない』
『いやな顔したのね?』
『いやいや、いつも楽しく過ごさせて貰ってます』
とお馴染みの軽快なやり取り。
そして今回のマドンナのちはるさん。
『キター!この番組にすっごい出たかった』と大喜び。
詳しい動機は語られてないので、不明ですが、
番組のことを認識したうえでの
このコメントは中々なかったパターンかと思います。
半ば恒例の私の場合、ちはるさんと言えば、
ウッチャン・ナンチャンが昔やっていた
コントか何かでウッチャン扮する(怪人?)マモーの相方のミモーで出演されてたイメージです。
では、いつも通り気になった場面をピックアップします。
※ちなみに16弾はお正月スペシャルで3時間半枠による放送の為、
その分、取り上げる箇所も多くなってしまい、いつも以上に長いです、あしからず<(_ _)>。
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―とんかつ美容法?―
・年齢の割にお肌ツルツルだと二人から評価される蛭子さん。
『乾燥肌がどういうものだか分からない。油なんて付けたことない』
太川さん『揚げ物ばっかり食べてるから、油で保湿してるんだ』
ちはるさん 『理にかなってるんですね』
・房総半島。海岸線沿いに走るバス。朝日がとても綺麗です
この後、夕方頃の話ですが、九十九里浜も見学。
・19歳の子供がいると話すちはるさんに
蛭子さん『かわいくていいんだけど・・・なんかバカっぽい』
とんでもない暴言に『蛭子さんに言われるとけっこうショックですね』
じんわり涙(:_;)を浮かべるちはるさんに
『こうなった女を扱う術を知らない、もうほっとくしかない』と蛭子さんに
『マドンナを落ち込ませてどうすんだよ』 と太川さん。
術がどうのこうのの前に、蛭子さん、まずは謝ってあげて~と思うんですけど
・朝ごはんに立ち寄ったお店で
特にカツ丼の卵がスゴク綺麗です。
-過酷な待ち時間-
・待ち時間に立ち寄ったお寺。
320段もあるという階段を上がる一行。
ちはるさんバテバテ。
お寺というものの在り方を考えると、
そんな楽してみたいなツールがあり得るわけがないと
ずっと思ってたんですが、
念の為、この場でこのこと触れるにあたって、
ググったらなんとエスカレーター付きのお寺出てきました。
(お手数ですが、気になる方は[エスカレーター お寺]で検索してみて下さい<(_ _)>)
・<大多喜>の営業所で聞き込み。
『分からないので、長男に聞きます』 とスタッフの方。
“長男に聞くの?”と太川さんと蛭子さん。
結局、この後、バスに乗る場面になってしまい、
本当に長男に聞いたのかどうかは謎のままでした。
―NO PROBLEM―
・<白子>からの乗継で途中から高速道路に乗るバスを使用することに。
ただもちろん高速になる前に下車するので、セーフ。
太川さん『ルールの範囲内で』
蛭子さん『ノープレブレム』 に太川さん『はっ?』
『ノープレブレム・・・ノープロブラム』
太川さん『ノープロブレム』 と蛭子さんの言い間違いを訂正。
『問題ない!』 『あんたに問題があるよ!』
ナイス突っ込みの太川さん。
-シュワッチ!!-
・時間の経過とともに薄暗くなってきたバス車内。
地図の字が見えない蛭子さんピンチ。
15弾でも登場した太川さんの秘密兵器【ライト付きルーペ】を蛭子さん頭に装着!!
蛭子さん『シュワッチ!!』。
蛭子さん、なんとウルトラマンに変身??
(アカン!バス車内で巨大化したら壊れるやないか!!)
・・・ではなく、ブラックエビスとなり、ちはるさん(元ミモー)と対決。
ルーペ越しに見たちはるさんを巨大化した怪人に見立て(・・・たのかどうかは知らんけど)
『気持ち悪い、ぞっとした』 と得意の暴言でねじ伏せる。
(一部勝手に脚色してます。すみません<(_ _)>)
-ナイストイレで成田へ-
・<東金駅>着。
蛭子さんがトイレで出会った別路線のバスの運転手さんから、
成田方面へ向かう情報をGETし、テンション高め。
ちはるさん『ナイストイレ』
太川さん『蛭子さん、思わぬ情報をどこかから引っ張ってくるのよ』
“今日の終りが見えたね”とちはるさん。
“それが嬉しいの?終りが見えたことが?”と
今やバス旅の鬼と化した太川さんの厳しい突っ込み。
浮かれ気味で話す中、<八街駅>行きのバスの発車時刻に
もう少しで乗り過ごすところで、
『やっちまったみたいになるとこでしたね』 とちはるさんに
『うまいこというね』 と太川さん。
・<八街駅>に到着すると
キレイなイルミネーションと落花生のモニュメントがお出迎え。
<八街>といえば落花生なんだそうです。
・<京成成田駅>へ到着。
もう少し内陸側の<栄町>へ行けないかルート検討する太川さん。
でもその手前までのバスしかなく、歩くことを提案しようとしたその瞬間、
『<佐原>に行こうか』 と蛭子さんの一言で<佐原>行きに決定。
太川さん話すら聞いて貰えず。。。
-緊急事態? カラオケBOXで夕食-
・初日<佐原駅>で終了。
宿探し。見つけたビジネスホテル。
呼び鈴を何度か鳴らすも中々で誰も出てこず、
泊まれるのか危ぶまれるも無事3部屋確保。
蛭子さん、宿の受付の人に『先生いい男だね』 と言われてました(笑)。
・23時台に食事。
ようやく見つけたお店がカラオケBOX。
失笑する太川さんに
『カラオケBOXっていっぱいご飯ありますよ、もう歩けない~』 と泣きつくちはるさんの希望で
カラオケBOXで食事をするという旅番組史上(・・・かどうか知りませんが)とも言える事態に。
『なんということでしょう、スゴイね、この番組は』 と言いつつも
『もうこれは(ビールは)どこでもいいね』 と太川さん。
東村山焼きそばなるものを注文した太川さん。
『なんで東村山なの?すみません、よくわかりません』 と
ややキレ気味にコメントしながら食べてるところが面白かったです。
※放送時間を見ると初日は1時間越えしてました。さすがスペシャルですね。
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●2日目≪佐原駅~大宮営業所≫
ー実は地図縁の地ー
・<佐原駅>からスタートする2日目。
暖簾(のれん)の掛かった駅を見た一行。
ようかん屋さんみたいな駅やら、
美味しそうな物を出しそうな駅などなど
そのナレーションによると
江戸時代に日本中を測量して
日本地図を作った伊能忠敬ゆかりの地だそう。
ー食べ過ぎ合戦ー
・<土浦>着。
格安のうどん店で食事をする一行。
蛭子さん先に一人で食し、
『みんなで頂きますとかしないんだ』 と
太川さんに突っ込まれてました(笑)
まぁでも麺類って伸びますからね、
少しでも早く食べたい蛭子さんの気持ちも分かります。
・そして食後のバス車内。
蛭子さんに
『食事のことに対して子供になる時があるね、
後先考えずに頼むのは、いけないね』 的なことを言われ、
太川さん『後先どころかその場の状況を考えてない人が何を』 的な感じで反撃。
それを制止しようとオロオロするちはるさん。
・<土浦>からバス一本乗って<石岡>に到着。
またしても待ち時間発生。
喫茶店へ立ち寄り。
蛭子さん、なんとシチューセットを注文。
太川さんイタズラでシチューに手を出すフリをしますが、
『だめ自分の手を付けたものは人には絶対あげない』
と今度は蛭子さんがムキに。
(この後、一行は<水戸>で遅い昼食を摂りますが、
蛭子さんのみ、この影響で昼食はパスされてました:笑)
GOALをどのように攻略するべきか議論する際、
蛭子さん『そんなに大きいの?猪苗代湖』
店員さんにも『知ってますよね?』 と同意を得ます。
悔し紛れからか(?)その店員さんに
『ビルしかない!霞ヶ浦だよ!』
速攻で太川さんに切返され、恥の上塗り状態。
(実は私も猪苗代湖に関しては知らなかったです・・・
なのであんまり人のことは言えませんが、
このやり取り自体は面白かったのであえて取り上げちゃいました:苦笑)
ー笑ってくれないのかよー
・<水戸駅>に到着。
バス自体はいっぱいあるのに北上出来る路線は
<大子>方面か<常陸大宮>方面の2つに絞られるも
どちらへ行っても先が繋がるのかどうかが曖昧で決定打がなし。
悩む一行でしたが、
乗車の際、『東京(埼玉?)の<大宮>に行ったらどうする?』
とボケる蛭子さんでしたが、
それどころじゃない太川さんにスルーされ、
『笑ってくれないのかよ~』 蛭子さんガックリ。
・夕方<常陸大宮>へ到着。
まだ<高部車庫>まで乗り継げるバスはまだありますが、
バス停近くの文房具屋さんで聞き込みした結果、
先の<高部>へ行っても泊まる場所がないとのことで、
文房具屋さんお勧めのホテルで宿泊、しかもホテルまで送迎。
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◆3日目≪大宮駅前~黒磯駅≫
-朝イチから仕事放棄-
・朝9時のバス停。遅めのスタート。
・・・にも関わらず朝食を食べ損ねたと話す太川さんとちはるさん。
蛭子さんは食べたそうで、
『朝4時半に目が覚めてやることなかった』 と話し、
『だから今日バスで寝ると思う』 ・・・からヨロシク的な宣言する蛭子さんに
『だったら寝とけって、夜。そんな中途半端なことしないで』 と太川さん。
・そして一本目のバス車中。
時間あったら朝ごはん食べようかと話す太川さんとちはるさん。
ついさっき2人が朝食を食べてないと話したばっかりなのに、
それを忘れて『え?朝食食べてないの?』 と突っ込む蛭子さん。
-コンビ解消の危機??-
・<烏山駅前>到着もバス2時間待ち発生。
近くに<烏山>の祭りを紹介をする会館があるそうで観光に。
駅前に食堂があったので、
観光から戻ったらそこで食事しようと表に居合せたお店の方に
『きっとここで食べるでしょう?ご飯も炊いといてね』 と独断で早々に予約する太川さん。
『まだ道の駅で食ったばっかりなのに?』と蛭子さん。
・そして観光へ出掛ける道中、レストランや手作りパンの店などを発見。
『まだ予約しなきゃよかったね、今回、リーダーらしくない行動だったね』 と後悔、
『今回だけじゃなく、いつもだよ』 と蛭子さんに突っ込まれ、
『あれー?いつどんな行動した?』 と太川さん。
またしても昨日2日目と同じ展開に。
しまいには『どういうことだよ!!それは』 と激怒。
“食べ物に対して子供っぽくなり過ぎる”という蛭子さんの評価を自ら証明してしまう結果に。
その後は蛭子さんとちはるさん、言いたい放題の集中砲火、
諦めて苦笑いする太川さんでした。
・<烏山駅前>に戻り、ただいま~♪で昼食タイム。
太川さんカレーライスを注文。
届いたカレーライスを見ると
スプーンに福神漬けがいきなりのった状態で、
『ここ変わってるね』という太川さんに
-夕陽がキレイ そして バスがいる-
・16時過ぎ<西那須野駅>の東口側へ到着。
乗継は西口と運転手さんに教えて貰うも
念の為にと東口側のバス停も全部チェック。
『行ってしまったばっかりとなったらまずいので急ぎましょう』 と早足で西口へ向かうも
目的のバスを僅か2分違いで逃してしまい、次のバスは約1時間あと。
『こんな時は二手に分かれて行動するべきだった』 と反省するちはるさん。
・失意の中<黒磯駅>へ到着。
次のバス<追分>の時間を確認するも<西那須野駅>での失態の影響で
最終の17:30を逃してしまい、あとはもう翌朝11時までバスがないこと判明。
バスの営業所で時間をかけて聞き込みするも結局<追分>へ向かうしかないと結論。3日目は終了。
営業所で紹介して貰った宿が満席満室のため、別のホテルへ向かう道中、
さきほどのバス営業所の方が心配して来てくれ、宿まで車で送迎。
・夕食タイムは那須牛で焼肉。
明日は<追分>から先、バスがない為、徒歩が確定しているのですが、
ちはるさん“中学生のころは駅伝の選手でした”と口を滑らせてしまい、
太川さん“じゃあ、次のバス停まで先に走って行ってくれていいよ”と冗談混じりに言いますが、
それを真に受けたのかどうかちはるさん走ってバス停を目指すハメに。
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-走馬燈が見える-
・翌朝は11時台のバスSTART。
バスまでの待ち時間を利用して温泉に。
湯上りのあとはお蕎麦屋さんで朝食(もしくは早い昼ご飯?)。
開店前に訪れるもお店のご厚意で対応頂けることに。
『椅子下ろし手伝います』と蛭子さんが率先してお手伝いを買って出、それに続く二人。
これまたご厚意で頂いたそばがきコロッケが美味しそうでした♪
・12:00 <追分>着。
徒歩区間に突入。
ちはるさんのみ目指すバス停へ一人走り始めるも
100mも行かないうちに息切れ。
太川さん『いいよ、一緒に歩こう!トライする姿が見れただけで充分』
結局3人一緒に徒歩でバス停を目指します。
そして<白河の関>に徒歩で到着。
バスが行ったばかりで、なんと次は4時間待ち。
『そんなバカな。最終日だってのにそんなことしてられない!』と太川さん。
『この歩き意外と軽かったからまだ歩けるよ』 と蛭子さんの言葉に
『頼もしい、私が一番しんどがってた・・・』とちはるさん。
“ゆっくりでもイイから”と徒歩でさらに先のバス停を目指します。
・<古関>に徒歩で着。
<白河駅前>行と<棚倉>行と検討していたバスがあることが判明し、
どちらに乗るのがベストか
先に来たバスの運転手さんに確認するつもりが、
偶然にも二つ同時にバスが来てしまい、
太川・蛭子の両氏が二手に分かれて
各々の運転手さんに聞き込みするも
これといった情報も決め手もなく
<白河>に向かう方がまだ確立があるかも知れないということで、
<白河駅前>へ。
・ようやく夜<郡山駅前>へ到着。
案内所で先へ進めるバスを調べる一行。
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ザ・チャレンジを
合言葉にSTARTした第16弾でしたが、
失敗です!!
しかも初の2連敗
旅を終えてちはるさん
『今は残念な気持ちでいっぱいだけど、
でも少し時間が経てばきっとイイ思い出に』
と好感の持てるコメントを残されてましたが、
残念ながらそうはならなかったようで、
翌年放映された総集編(2015)では、
『GOAL出来ないと何?
GOAL出来ないとイヤな気持ちしか残らない』
と気持ちを暴露。。。
ただ番組を振り返ると
バス停を先に確認しようとしたり、
県境を超えるバス車中で思い切り跳ね上がってみせたり、
失敗に終わりましたが走って次のバス停へ行こうとしたり、
好印象のマドンナさんだったと思います。
なんといっても旅番組なのに伝説のカラオケBOXで夜ごはんは
ちはるさんのお手柄でしょう(笑)
あと蛭子さんにバカっぽいなど、
結構ヒドイことも言われてましたが、
その割には、蛭子さんになついてる印象でした。
帰りの電車も『私、蛭子班なので』と何気に蛭子派宣言(笑)。
太川さんは今回ルート選択が難解過ぎたこともあり、
若干ピリピリオーラが出ていたような気がします。
それもあってか『難しすぎる。もっと簡単なのにして下さい~』と懇願されてました。
また次回!