ローカル路線バス乗り継ぎの旅 第17弾 個人的レビュー
※ローカル路線バス乗り継ぎの旅 第17弾 個人的レビュー※
短縮版による初見にはなりますが、2014年4月。
完全版を視聴したのはかなりあとで、
しかもBS-JAPANですが、いつだったかちょっと記憶にないです。
17弾に関しては
恐らく私の地元のTV大阪では完全版は確かやっていないかと思います。
TV大阪では年末年始あたりに一気に纏めて
バス旅を完全版で再放送をしてくれる時期があったんですが、
確か17弾は新作版の短縮版が放送される時期に
これまた短縮版で昼間に再放送されてしまい、ガッカリした記憶があります。
(次の18弾は年末年始で完全版でしたが・・・)
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★山口~室戸岬 ローカル路線バス乗り継ぎ人情ふれあい旅★
(2014/4 release)*1
-LINE UP-
Leader:太川陽介
Regular:蛭子能収
and
Narration:キートン山田
*1:TVの初放映時です。
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お馴染み3泊4日で今回は
定番のツーショット。
『2連敗ってのはもの凄い恥なことだよね?』 と蛭子さん。
『3連敗したら、もう我々は、この番組から辞退しましょう』と太川さん。
『辞退は止めようよ、ギャラがなくなっちゃう』 と慌てる蛭子さん。
そして
『ようこそ。この過酷な番組に』
太川さんの言葉で迎えられた今回のマドンナは、
宮地真緒さん。
淡路島 (兵庫県)出身だそうで土地勘はまだこっちの方がありそうとのことですが、
“じゃあ次はどっちを目指すの”と太川さんに聞かれ、
真逆の“北九州”と答えてしまい、
“ダメだ!広島に行くんでしょう!”と突っ込まれ、
宮地さんについては、
バス車中での会話によると
NHKの朝ドラに出演されてたそうですが、
それについては、この番組で知りました。
個人的には
ヒロイン役で出演されたのをきっかけに知りました。
(あとこれを書くまですっかり忘れてましたが・・・)
昔勤めてた勤務先の有線放送で何度か聴いたのをちょうど思い出したので、
一緒に触れておきます(笑)。
では、いつも通り気になった場面をピックアップします。
★印は短縮版ではカットされてるシーンです。
(検証済の物のみ記載)
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■初日≪山口駅~竹原駅≫
―服で手を拭く理由―
・服の袖の汚れを二人に指摘された蛭子さん。
“ハンカチも服の生地も同じ布だからね”と主張。
なので、“服全部がハンカチ、そんな感覚”とのこと。
蛭子さんが全身にまとっているのは実はハンカチだったんですね~。
これじゃあズボンで手を拭くことに抵抗なんてそもそもあるわけがない、
なんせハンカチなんですから・・・手を拭いてなんぼ。
・・・そこまでのポリシーがあるのかどうかは知りませんが、妙に納得しました(笑)
・バス1本目車中。
“絶対覚えてないでしょう?”とマドンナ。
『宇宙旅行士』 と答える蛭子さんに
『宇宙飛行士です、旅行じゃないです』 と突っ込まれてましたが、
物忘れの激しい蛭子さんにしては上出来でしょう(上から目線ですみません<(_ _)>)。
(その朝ドラのタイトルは【まんてん】 だそうですが、さきほど触れたよう私は知りませんでした:^_^;)
・<徳山>着。<岩国駅>へ行けることが判明しますが、
長距離になる為、高速に乗る乗らないを案内窓口で確認に行ったところ、
太川さん達の顔を見た係りの方が、すぐさま状況を察して
“高速には乗らない、ルール分かる、路線バスで岩国駅まで行く” と案内。
<和木駅>行きを発見。かなり 広島 に近づけますが、
出来ればもっともっと県境に近づけるあるいは超える手段がないか
二手に分かれて聞き込み。
まず蛭子さん・宮路さんが運転手さんへ聞き込みしたところ、
<宮の下>バス停で下車して、徒歩で橋1本渡ると広島入り出来ると言われます。
一方、太川さんは案内所にて
結果<和木駅>まで行くことに。
そして<和木駅>へ着くも広島側に行けるバスはないことが判明。
(以前はあったそうですが、無くなったとのこと)
結局、<宮の下>で降りた方が良かったことが判明し、
徒歩で県境へ向かいますが、歩く距離が増えてしまいました。
ちなみに短縮版はこの二手に分かれて聞き込みしたところは
丸々カットされていている為、
あたかも<和木>以外の他の選択肢は特になく、
<和木>にて下車した際に<宮の下>で降りた方が良いことが
結果論として判明したみたいな展開になってます。
実は事前に分かってたんですね~。
―インテリ―
・立ち寄った趣味の小物みたいな店で、
ぞうすい(太川さん・宮路さん)とぜんざい(蛭子さん)を食す一行。
(ぜんざいのモチがうまく噛み切れないのはもうお約束です:笑)
そこで出会ったおじさんに
“TVではダサく見えるけど、アンタ男前だね”
“こっから見たらアンタ、インテリだわ”
みたいなことを言われる蛭子さん。
次は<阿品>へ向かうプランを話合う3人ですが、
どこがインテリやねん(笑)
-東横イン-
・夜19時台<西条>到着。
<竹原>へ行けるバスがまだあるも
『あ~ぁ』とため息付く蛭子さんに
大ブーイングの太川さんと宮地さん。
3連敗になるかならないかの大事な回で、
二人に責められ『しゃあない』 と諦めてバスに乗車。
車内で思わず宮地さん『ダメな大人ですよね』と言われて
蛭子さん『太川さんに似てる。俺を挑発してくる』
太川さん『自分でしょ、僕の怒りを挑発してるのは』
『聞きたくない、耳塞いどこ』
・結局その<竹原>泊まりとなり、
取れた宿は和室1部屋と洋室2部屋。
全員洋室が良かったらしく
そのくじ引きに負けた蛭子さんは好みでない和室に。
(ワガママとは言え)妥協して大好きな東横INを諦めてくれたんだから、
せめて蛭子さんに洋室を優先で譲ってあげてもよかったのにね~
と思いながら観てましたがいかがでしょうか?
―トンカツのプロ ~食べる方~ ―
・夕食時。
瀬戸内海が近いということでやはり海の幸。
お刺身が運ばれ、蛭子さんの前に置かれますが、
即刻、宮路さんの方へ押しやってしまい(笑)
そしてその開いたスペースに置かれた物はトンカツ。
トンカツソースにリンゴが入ってることを言い当てた蛭子さん。
太川さんから“スゴイじゃん”と褒められてました。
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●2日目≪竹原駅~大島営業所≫
ーローカル路線バス乗り継げずに徒歩の旅ー
瀬戸内海に点在する島々を結ぶ橋を経由して四国を目指しますが、
可能な限り、勿論バスを用いますが、
ただ基本的に橋を渡る区間は高速道路ばかりのため、
乗車・下車・徒歩の繰り返しを余儀なくされます。
・そんな徒歩区間中、
徒歩で早くも疲労気味の一行はワラにもすがる想いで即実践。
本当に楽かどうかは分かりませんが、
進むのが遅くなるといった弱点が(笑)
それはともかく【ちびまる子ちゃん】の
ナレーターでもあるキートンさん
『確かやってた、でもあんまり信用出来ないよ』
この後、階段でも実践してみようとする蛭子さんに
宮路さん『コケると大事故なので、坂道になったらまたあとでやりましょうね』
『はい』
なんだかマドンナの口調が
イメージ看護師さんか介護センターの方みたいでした(笑)
ー心臓破りな県境超えー
それにつられてついダッシュさせられた二人。
蛭子さん『心臓が・・・』
でもこれ夕方頃にやってたら誰も乗ってこないか、
大ヒンシュク買いそうですね~(笑)。
ー謎の物体??ー
・バス1本乗っては橋を徒歩で渡るの繰り返しが続きます。
徒歩区間中、バス発見するもまだ少し距離が離れていて
ダメ元で走ってみるも乗り込めず。
2-3分違いで逃してしまいます。
がっかりする一行に雨が降ってくるわで、
蛭子さん『一気に疲れるね、情けなくなってきた』
バスはこの後、1時間後になる為、
夕方近くということもあり、
萎えた気力を振り絞って仕方なく次のバス停目指して再び歩き。
・どんどんローテンションに・・・
蛭子さん『段々自分を見失ってる。別の物体が俺の中に入っている』
キートンさん『あの、言ってることが恐いんですけど・・・』
・そんな中でも絶対に3連敗してなるものか、
とハイペースで歩く太川さん。
なんとか先に自分だけでも着いて
バスの時間を確認したい一心ですが、
恐るべき体力と精神力です。
一方、大きく引き離される二人。
ーバス旅なんてウソじゃんー
・そしてついに限界を迎えます。
疲労困憊で島一つを残してこれ以上の進行は断念。
間に合った最終バス車内で、
『限界とか言うのスゴいイヤだった』 と悔し涙のマドンナに
『今日はここで泊まって、また明日も頑張ろう』 と励ます太川さん。
★そして夕食の席で宮路さん
『人生で一番長く歩きました』
『路線バスの旅ってうそじゃん、って思いました』
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◆3日目≪大島営業所~狩山口≫
-心配で心配で-
・最後の島をクリアし、ついに四国本土へ上陸。
そして<今治>以降<西条>経由で南下することを想定するも
案内所で確認した結果<松山>経由を選択する方が良いと言われ、
バス車内で二人が寝ている間にルートを組み直しする太川さん。
・<久万高原>行をいつの間に調べていたのか?とマドンナ。
“二人が寝ている間”と説明する太川さん。
『(太川さん)寝てなかったんですか?』
『寝られないんだよ、心配で心配で』と蛭子さん。
『心配なんじゃなくて先を勉強しとかないといけない』と太川さん。
『分かった、分かった』 と
面倒くさそうに返す蛭子さんにキレる太川さん。
アワアワする蛭子さん、謝ったところ、
『素直だね~』 太川さん。
『素直だよ、面倒くさいから』 と本音がポロリ。
太川さんと宮路さん呆れ顔で “その一言が余計!!” と突っ込まれます。
・そしてバスを下車するなり、“次のバスを確認してくるね”と蛭子さん。
『珍しいやる気になってる』 と宮路さん。
“というより、さっきの態度を反省してんの”と太川さん。
色々な人にバス停の位置を確認する蛭子さんでしたが、
皆が皆、『向こうです』と言われるばかりで
『みんな、向こう、向こうばっかり言うからやだ~』
結局、次のバス停確認は二人が先にしてしまい、名誉挽回出来ず、残念。
・<落出>で長時間の待ち発生。
バスで少し戻って<古床>にて昼食タイム。
宮路さんはうどんみたいに太いおそば。
蛭子さんは定番のオムライス。
(キートンさんに『蛭子さんはこうでなくっちゃ』 とナレーションが入ってました)
個人的に太川さんの鍋焼きうどんがとても美味しそうでした♪
-中心街へ-
・<狩山口>で終了。
ホテルがあるとはとても思えない田舎町ですが、
中心街と書かれた看板を見てそちらへ行ってみることに。
途中、蛭子さんが地元の方に道を尋ねたところ、
『中心街~?』 と笑われてましたが、
ホテルはないけど、民宿はあることが判明。
でも蛭子さんガッカリ(笑)
・そして無事宿を確保。
夕食も3人分なら用意出来ると言われて出てきた食事に
『すごい、急遽でこれ?』 と驚くマドンナ。
魚を中心としたおかずが次々出るなか
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▲4日目≪狩山口~室戸岬≫
-高知市へ-
・前日<高知営業所>と書かれた時刻表をチェックしているはずなのに
朝のバスに乗車する際に
『このバスで高知市に行けることが判明』 とナレーション。
実際に一行がこのバスに乗る直前まで
<いの町>へ行く認識しかなかったのか、
ナレーションの間違いなのかはわからず。
(因みに前日のナレーションでも<いの町>には
今日は行けずみたいなナレーションが入ってました)
これ以降も順調な乗継を重ねます。
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第17弾成功です!!
無事3連敗を免れただけでなく、最速記録を更新してのGOAL!!
前回の成功が14弾なので、1年振りです。
歩き過ぎにもほどがある回で
マドンナの宮路さんがくやし涙を流す場面も出るほど超過酷な旅でしたが、
報われて良かったです。
蛭子さんも“2日目の歩きは泣きたかった、じいさんをイジメてくれるなよ”とこぼしてました。
そしてGOAL地の<室戸岬>は、
春の潮風が気持ち良さげで爽快でキレイな景色です。
まだ昼下がりですが、
せっかく夕景も綺麗と思える場所に来ているのに
替えの下着がすっかりない蛭子さんの洗濯の為、
早く帰りたいと引き上げるとのことで。
天気もとてもイイのにもったいない。
また次回!